【ラノベ】 ダンまち外伝ソード・オラトリア 第1巻の感想(ネタバレあり) 「こっちではレフィーヤがウザくない」

感想(ネタバレあり)

現在(2017年春クール)

テレビアニメが放映されている

ダンまち外伝ソード・オラトリア。

今回はその原作の感想を書いていきます。

この原作を読むとアニメ版では

結構改変されたり削られたところが

よくわかりますね。

特にレフェーヤ関係がもう別物です。

アニメ版ではアイズにくっつきすぎて

評判がイマイチのレフィーヤですが

原作だとかなり違った印象を持つと

思います。

少なくともこの1巻の段階では。

アイズの命令違反

ダンジョン遠征中のロキ・ファミリア。

団長のフィンを中心として

統制ある戦闘で

49階層を突破し、

50階層に到達します。

ただ49階層の戦いでは

剣姫と呼ばれるロキ・ファミリアのエース、

アイズが命令を違反を犯してしまい、

フィンたちファミリアの最高幹部から

口頭注意を受けます。

いくらレフィーヤが危なかったからと言って

統制を崩しては駄目。

組織論として正しい注意ですが、

実際アイズが助けなかった場合

レフィーヤはどうなっていたか?

結構難しい問題です。

それはともかく、

助けられたレフィーヤは

当然アイズに心酔。

まあその前から心酔してましたが

より一層心酔したようです。

これが2巻以降さらに拗らせて

ウザいレフィーヤになるのですが・・・。

51階層の異変

さて今回の遠征の目的は59階層到達。

ただ遠征に先立ち、

ロキファミリアと友好関係にある

ディアンケヒト・ファミリアから

依頼を受けており、

その依頼を達成するために

少数精鋭で51階層に向かうことに

なります(幹部のうちリヴェリアが留守番)。

そのディアンケヒト・ファミリアからの

依頼というのは貴重な資源の回収。

ダンジョンの深層では

貴重な資源をゲットすることができ、

それがあれば高価なアイテムを

生産することができるのです。

ディアンケヒト・ファミリアが

ロキファミリアにアイテムを安価で

供給する見返りに

自分達で達することができない

深層から資源を持って帰ってきてもらう。

理想的なウインウインな関係ですね。

ディアンケヒト・ファミリアから

依頼された資源を回収するためには

それを守るモンスターを倒さなければ

いけません。

そのためにフィンは

アイズやアマゾネス姉妹などの

精鋭を選出したのです。

ところが肝心のモンスターが

いない。

否、既に倒されていたのです。

他のファミリアが遠征しているという

話もないし、

一体誰が倒したのか?

そんなロキファミリアの前に

現れたのはイモ虫のようなモンスター。

実は資源を守るモンスターを倒したのも

このイモ虫。

たちが悪いことに

このイモ虫、

物理攻撃したら毒をまき散らし、

その毒に触れたものは

なんでも溶かしてしまうのです。

運悪くサポーター代わりをしていた

ラウルがその毒に触れてしまい重傷。

時間がありません。

リヴェリアが50階層にいる以上、

ここでこのイモ虫の集団を倒せるのは

強力な魔法を使えるレフィーヤだけ。

そしてレフィーヤの魔法により

イモ虫の一掃に成功。

やったね。

アニメ版ではイモ虫の大群の前に

魔法の詠唱ができなかったレフィーヤですが

原作ではしっかりと魔法を放って

仲間たちを守っています。

どうしてアニメ版で

あんな改変をしたのか。

あの改変のせいで

レフィーヤの評価地に落ちましたからねぇ。

個人的にもあんな改変は

する必要なかったと思いますわ。

アイズがしんがり

でもこれでは終わりではありませんでした。

イモ虫はフィンたちを襲う一方、

50階層にも進出して

ロキファミリアのキャンプにも

襲い掛かっていたのです。

リヴェリアの指揮で

損害を最小限にとどめ、

さらにフィンたちと合流に成功すると

反撃に転じ、

何とかイモ虫たちを壊滅させます。

息をつかせない戦闘の連続。

でもまだこれで終わりではないのです。

ラスボスみたく

上半身が女性、

下半身がイモ虫という

けったいなモンスターが登場し、

ロキファミリアに襲い掛かります。

もう余力が残っていないことを

理解しているフィンは

アイズにしんがりを命じ、

その間に撤退を開始します。

非情な命令のようにも見えますが

アイズなら一人でしんがりを

務めることができると

フィンも信頼しているのでしょう。

またアイズ一人の方が

アイズが戦闘に集中できると

考えたのかもしれません。

冒頭でアイズが命令違反を犯して

レフィーヤを守った描写。

実は仲間が一緒にいると

そっちに気を取られてしまう

ということを表すために

入れられたのかもしれませんね。

ここのシーンと対比させるために。

そうだとしたらよく練られてますわ。

さて1対1の戦い、

さすがのアイズも苦戦しますが

十分に時間を稼ぐことに成功。

そしてトドメを刺された

モンスターは大爆発して

戦闘は終了しました。

最後に爆発するって

なんか特撮の怪人みたいです。

ベル君との出会い、そして生まれる普通とは違う感情

イモ虫などの襲撃により

多くの物資を失ったロキファミリアは

地上へ帰還することにします。

食料などはダンジョンでも

補充できなくはありませんが

武器などはさすがに地上でないと

補充できませんし

修理できません。

この時の経験が

次の遠征時に行かされることになりますが

それはまた別の機会に。

さてロキファミリアの一行が

17階層に到達した時、

異変が起こります。

モンスターパーティー。

いきなりモンスターが

ポップしてきたのです。

ポップしてきたのは

ミノタウロス。

それもかなりの数です。

しかし手練れ揃いにロキファミリアから

すればミノたんなど

弱敵に過ぎません。

アイズたち幹部が挑まなくても

レベル2や3の団員が片付けてくれます。

しかし数が多いため

アイズたちも参加してミノたん狩りを

始めます。

ロキファミリアの圧倒的な強さを見た

ミノたんたち。

モンスターのクセに

一目散に逃げだしてしまいます。

それも上層階に。

上層階にはミノたんと戦うには

荷が重すぎる新人冒険者たちもいます。

もし新人冒険者たちに犠牲が出てしまっては、

ロキファミリアの評判が落ちてしまう恐れも。

さすがに放っておく訳にもいかず、

アイズやベートが

逃げたミノたんを追跡します。

そして5階層。

最後のミノたんを発見するアイズ。

そのミノたんは丁度、

ショタ風の少年冒険者に

襲い掛かるところでした。

間一髪、

ミノたんを斬り倒すアイズ。

でもミノたんの近くにいたせいで

ミノたんの血を顔に浴びて

ショタ冒険者はトマトのように

なってしまいます。

アニメ ダンまち外伝ソード・オラトリア第1話より引用

これが本編の主人公、

ベル・クラネルとアイズとの

はじめての出会いです。

このシーンは本編でも

描かれていましたね。

まさかこの出会いが

壮大なストーリーの序章になるとは。

ベル君に声を掛けるアイズ。

そしたらベル君、

何を思ったのか悲鳴を上げて

逃げていってしまいました。

状況から考えれば

ミノたんを一撃で倒してしまった

アイズに

ベル君が恐れをなして逃げ去ったと

考えるのが一番妥当でしょう。

現に一部始終を見ていたベートは

そのようにとったのですから。

まさかベル君がアイズのことを

あんなふうに思って逃げたなんて

誰も思いませんよ。

ただここでベル君が逃げ去ったことが

アイズがベル君に興味を持つ

一端になるのですからね。

普通にベル君が

アイズにお礼を言って別れていれば

この後のストーリーが

大きく変わっていたことでしょう。

アイズは東奔西走

遠征から帰還したアイズたちを

出迎えたのは

ロキファミリアの主神ロキ。

エセ関西弁を使う

エロ親父のような女神。

どういしてこんなやつが主神の

ファミリアに

これだけの手練れたちが所属するのか

この時点ではあんまりわかりません。

たぶんこの主神、

ちゃらんぽらんのように見えても

人を引き付ける魅力が

あるのでしょうねえ。

遠征から帰ってきたアイズは

大忙し。

一人でダンジョンに潜ったと思ったら、

それをリヴェリアに咎められて

罰としてロキの付き添いをさせられたり、

モンスターフィリア中に逃げだした

モンスターを始末したり、

得体のしれない花型の新種のモンスターを

レフィーヤと共同で倒したり。

アニメ ダンまち外伝ソード・オラトリア第3話より引用

ホント休む暇がありません。

そう思ったら

ティオナたちとショッピングに行って

服買ってもらってました(花型のモンスターと戦う前に)。

あとベル君との再会もありましたね。

酒場で慰労会している時に

ベートがベル君を馬鹿にすることを

言って、

それを恥ずかしく思ったのか

走って逃げていくベル君。

アニメ ダンまち外伝ソード・オラトリア第2話より引用

この時のアイズの心情、

アニメではイマイチわかりにくかったですけど、

この原作ではより詳しく書いたあります。

ただアニメよりは詳しいけど

ハッキリとアイズの心情を把握するのは

原作でも厳しいかもしれません。

2巻以降のアイズの心情を合わせて読まないと。

さらにモンスターフィリアで

シルバーバックをヘスティアナイフで

見事倒したベル君を見かけたりしますし、

ベル君と思われる冒険者が

小さい女の子を助けたことを知って

不思議な感情を覚えてたりします。

アイズの中で

ベル君への興味がどんどん増していくのが

しっかりと描かれています。

一方、

一連の事態に何かきな臭さを感じ取った

ロキは自力で捜査を始めます。

そして謎の行動を取る

神ディオニュソス。

この世界の秘密、

これもこのソード・オラトリアの

メインテーマの一つ。

本編では深く掘り下げられていていない

こともこのソード・オラトリアで

かなり詳し目に描かれています。

アニメでもかなり比重を置いて

描かれていますが

情報量はやはり原作の比ではありません。

是非アニメで興味を持たれた方は

この原作も読んで欲しいです。

アイズメインで世界を探る物語。

お勧めです。

レフィーヤもこの1巻の時点では

普通ですのでw

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