信長の忍び~伊勢・金ヶ崎篇~ 第32話「西の国から1569」の感想 「現世の利益に興味ありません」

感想(ネタバレあり)

前回、

京の都に攻め来た

斎藤竜興(+三好三人衆)を

押しかえし、

足利義昭を守り通した織田家。

同じような事態に陥らないために

信長は京に二条城を築城しようとしますが

その工事現場に一人の男が

現れます。

今回のメインはこの男になります。

それにしても今回のタイトル、

絶対にあのドラマをオマージュしてますね。

最近の若い人には分からない可能性大ですが。

袖の下(金平糖)を渡して信長を懐柔

二条城の工事を指揮する

信長の前に現れた一人の異人。

彼の名前はルイス・フロイス。

彼はゼウスの教え(キリスト教)を

日本に広めるためにやってきたのでした。

実際この当時、

西日本では結構キリスト教の教えは

広まっており、

特に九州では大友家や大村家が

積極的にキリスト教を庇護していたのです。

もちろん大友宗麟のように

キリスト教の教えに心服した者も

いましたが

大半の大名の狙いは交易。

キリスト教を広める代わりに

キリスト教の影響下にある地域と

交易を行い利益を得ようとしていたのです。

そして満を持して

東日本に教えを広めるため、

まず都を実質的に支配する信長に

会いに来たという訳。

当然信長も簡単には認めません。

下手に布教を許したら

在京の仏教勢力などを

敵に回しかねませんから。

と思っていたら

フロイスが信長に渡した金平糖で

あっさり信長陥落w

フロイス手際よすぎ。

ミーハーなだけの日本好きでは

なかったのですね。

そういえばフロイスは

結構日本文化にも詳しいようで

忍びのことも知っていました。

秀吉に千鳥を紹介されたときに、

「闇に生き闇に死ぬ忍び」

とか言ってましたからね。

どんだけ日本のこと勉強したんだ。

あとフロイスは

日本での出来事を書物にまとめるのですが

それが大田牛一の仕事と被ることに

なってしまい、

牛一さんご立腹。

実際大田牛一が記した信長公記には

ルイスフロイスの記述が全くないそうです。

この辺は史実に上手く絡めていると

思いますね。

現世の利益に興味ありませんってどんだけ欲ないんだよ

信長はフロイスに

なぜ危険を侵して

ゼウスの教えを広めるために

日本にやってきたのかを尋ねます。

この答えによっては

信長は

布教を許可しないつもりなんでしょう。

フロイスは自分は現世の利益に興味がなく

ゼウスの教えを広めることだけに生涯をかけていると

言いきります。

フロイスの言に偽りがないと感じたのでしょう。

信長は京の都でも布教を許可します。

ただこのことが後に

仏教勢力、

特に一向宗との対立の遠因に

なってしまうのですからね。

それとフロイスのような宣教師には

確かに野心はないかもしれませんけど、

その後ろにいる南蛮の国(スペインやポルトガル)は

また別ですからね。

キリスト教を布教するついでに

領主を篭絡してそのまま植民地にするって手法を

使っていたこともあるので。

今回のまとめ三行

・ルイスフロイス登場

・忍びとは闇に生き闇に死ぬ者

・布教が許可されて仏教勢力との対立不可避

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