感想(ネタバレあり)
前回詩羽先輩からシナリオの第2稿をプレゼントされた倫也。
でもその第2稿は初稿と全く異なるストーリーのため、第2稿を採用したら様々な問題が生じることになります。
プロデューサーとして、そしてディレクターとして1人でどうするか決めなければいない倫也。
さらに出海ちゃんが大手壁サークルの絵師に就任したことが明らかになります。
問題山積の倫也ですが今週はどうなるのでしょうか?
第2話の感想記事を読みたい方はこちらのリンクをご利用ください。
冴えカノ♭ 第2話「本気で本当な分岐点」の感想 「詩羽先輩のプレゼントでサークル混乱?」
第3話の見どころやポイントにフォーカスした記事を別に作成しているので、興味がある方はどうぞ。
【勝手に厳選】冴えカノ♭ 第3話のポイントや見どころを振り返る 「シナリオ選択で詩羽先輩の運命が変わっていたかも?」
えりりVS出海ちゃん
いつもの坂で対峙する倫也と伊織。
まさに「ライバル同士の対決」というオタク心をくすぐる場面なのに、それに水を刺す我らがメインヒロインさま(加藤)。
たぶん倫也も伊織の何やかんやいってこの雰囲気を楽しもうとしていたのでしょうに。
これだから非オタ(加藤)は…。
場所を公園に移して改めて対峙する倫也と伊織。
まず倫也は伊織に対して抗議します。
「ゲームの内容を似せてきたこと」、そして「出海ちゃんをゲームの絵師に起用したこと」を。
しかし出海ちゃんからするとゲームの絵師に就任したのは自分の意思。
出海ちゃんはえりりこと柏木エリと戦いたいだけなのです。
まあね、夏コミの後あんな挑発的な色紙貰ったのだから、出海ちゃんに少しでも自尊心あるなら反発して対抗したくなりますよ。
アニプレックスチャンネル TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#3「初稿と二稿と大長考」予告映像より引用
TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#3「初稿と二稿と大長考」予告映像「初稿と二稿と大長考」Twitter:@saenai_heroine(
第0話の最後でも明らかにえりりに敵対心出していたし。
そしてとうとう殴り合いを始めるえりりと出海ちゃん。
キャットファイトのようなものではなく、ポンコツ同士がポコポコ殴り合う感じの緩いバトルシーン。
でもあれで絆創膏使うくらいに怪我するなんて。
爪のひっかき合いにでもなったのかしら。
興が削がれて対立する気力がなくなった倫也と伊織。
しかし最後に伊織は意味深な言葉を残します。
「逆に僕はシナリオだけは負ける気しないんだよな」。
「ゲームってのは総合芸術なんだよ」。
倫也たちのゲームのシナリオ書いているのは人気ラノベ作家霞詩子(詩羽先輩)です。
それなのになぜ伊織はこんな言葉を残したのでしょうか?
詩羽先輩にもまだ勝機あり?
倫也たちが通う豊ヶ崎学園は学園祭目前。
学校内ではリア充どもがくっつきまくっております。
く~羨ましい。
そんな中、非リア充のはずの倫也を甲斐甲斐しく世話してあげる加藤さん。
倫也の親友の喜彦から見れば、倫也もリア充のように見えても仕方ありませんよ。
たぶん倫也と加藤って対外的にはカップル認定されているでしょうね。
まあ、それは置いておくとして詩羽先輩が作った2つのシナリオ。
どっちを採用するかで倫也はまだ迷っています。
どうやらこの前の「伊織の最後のセリフ」が気になっているようです。
倫也自身、伊織を同人ゴロとして軽蔑していますが、売ることに関しては一目置いているのでしょう。
倫也のセリフからはそれが読み取れます。
でもそんなこと正妻の前で言ったらいかんでしょ。
倫也が悩む原因の一端を作った元凶(詩羽先輩)は倫也がどちらを選ぶか気になる様子。
初稿と第2稿、どちらを選ぶかで自分の運命も決まるかのように。
まあそういう意味をあのシナリオに含めているのですけどね。
それを具体化したセリフが、
「まだ望みがある」
ということになります。
加藤にその意味を言ってしまったら何の意味もなくなる…。
いろいろと考えさせられますね。
こういう心情を吐露するようなセリフこそ、この作品の醍醐味だと思います。
文章でわからないならゲームにしちゃえばいい
帰りの電車の中。
シナリオを熟読する加藤。
加藤は詩羽先輩がシナリオに込めた意味を必死に考えているようです。
そんな時飛び出した倫也の言葉。
「プレーしてみないとわからないのかもなぁ」
この言葉に加藤は飛びつきます。
文字でダメならゲームにしちゃえ。
そんな感覚なんでしょう。
加藤は第2稿のシナリオをゲームに入れることを即決します。
ちなみに倫也は了承も何もしてません。
この時の加藤って、詩羽先輩の真意を読み取ることだけに興味があるような感じがしますけどどうなんでしょうね?
それから加藤と倫也は不眠不休。
安芸家で黙々と作業をしますがさすがに限界が来たようで仮眠を取る加藤。
アニプレックスチャンネル TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#3「初稿と二稿と大長考」予告映像より引用
男子高校生の部屋でそんなことすれば…と思いますが、安心安全の安芸家だから大丈夫なのです。
いつの間にか倫也までうたた寝してますけど、そこに現れたのは0話以来の登場、第4のヒロインの美智留さん。
相変わらずスキンシップ多めで倫也に迫っております。
それはそうと美智留の出現に不適な笑いをこぼす倫也。
そう、この時の美智留は倫也たちに取っての勝利の女神のような存在なのです。
まあ、正確に言うと、「勝利の女神たちを招集する手段としての存在」として美智留を女神と思っただけなんですけどね。
美智留がやったこと。
それは美智留がボーカルと務める『icy tail』のメンバーを招集することでした。
『icy tail』のメンバーはオタクばかり。
そしてオタクはパソコンを自由自在に操れる。
だから彼女たちにシナリオ実装を手伝ってもらう。
そういう算段なのです。
難色を示す『icy tail』メンバー。
特にエチカは翌日彼氏とデートだから最後まで抵抗します。
でも倫也の脅し(『icy tail』のマネージャーを降りる)に屈し、全員倫也の協力することに。
ホント『icy tail』役に立ちますわ。
ギターをのほほんと弾いている美智留以外は。
アニプレックスチャンネル TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#3「初稿と二稿と大長考」予告映像より引用
死屍累々の倫也の部屋。
多数の犠牲を出しましたが何とかシナリオの実装が終わったようです。
早速プレーする倫也。
そして倫也は伊織の言葉の意味を理解できました。
詩羽先輩のシナリオをゲームにしたらクソゲーだった件
学園祭当日、詩羽先輩を呼び出す倫也。
倫也が出した結論は、
「どっちも選べない、リテイクだ」。
「クソゲーだよ、これ」。
今回はここで終了。
どうして売れっ子ラノベ作家が書いたシナリオがクソゲーなのか?
その理由については次回に持ち越しに。
まあ今回の話の中にヒントはありましたけどね。
原作通りだと次回は倫也と詩羽先輩の共同作業をすることになります。
次回も楽しみですわ。
第4話の感想記事を読みたい方は以下のリンクをご活用ください。
冴えカノ♭ 第4話『二泊三日の新ルート』の感想 「詩羽先輩と二人きりでの作業!!そして・・・」
今回のまとめ三行
- えりりVS出海ちゃん
- 『icy tail』のメンバー可哀想
- ゲームにしたらクソゲーだった