感想(ネタバレあり)
今回が最終回だったこのすば。
どのキャラも見せ場ありますけど、アクシズ教の総本山が舞台ですからアクアの見せ場が多くありました。
この見せ場描くのにどんだけ予算つぎ込んだんだと思うくらいに。
第9話の感想記事を読みたい方はこちらのリンクをご利用ください。
【アニメ】このすば2 第9話の感想「アクア様が温泉浄化してアクシズ教徒激おこ?」
温泉の源泉に行ってみる
暴徒と化したアクシズ教徒から逃れるため、宿からひっそり逃亡するカズマたち。
どうやらアクシズ教徒は「アクアが温泉を浄化したこと」に怒っている様子。
これに対してアクアは温泉が魔王軍に汚染されていたから仕方無く浄化したと主張します。
そしてアクアの言うことがホントかどうか確認するために温泉の源泉に行くことに。
ですが温泉はアルカンレティア最大の収入源。
当然そこは厳重に警備されており、アクシズ教の教祖であるアクアであっても簡単には入れてくれません。
つ~か、なんでこんだけアクシズ教徒ばかりの町なのに温泉の守衛がエリス教徒なんだよ。
あの手この手を使っても入れてくれなさそうなのでカズマは俗世の権力を使うことにします。
カズマさん、「ダクネスがダスティネス家の令嬢であること」を利用し、ダスティネス家の権力を使って守衛さんたちを脅迫。
見事温泉の源泉に入ることに成功します。
さすがカズマさん、小ズルいこと考えさせたらアニメのキャラの中でもピカイチだと思いますわ。
スライムだと侮っていたら
カズマたちが温泉の源泉にいくと先客がいます。
それはカズマが温泉で出会ったあんちゃん。
でもなぜこんなところに。
というか、ここって誰でもは入れる訳ではないのに。
カズマとこのあんちゃんの会話中、何かに気付くウィズ。
あんちゃんは顔を隠して他人のふりをしますけど、ウィズはこのあんちゃんの正体をすべて喋ってしまいます。
このあんちゃんの名前はハンス。
ちょい悪親父みたいな風貌してますが中身はスライムで、ウィズと同じく魔王軍の幹部。
魔王軍の幹部?
スライムだと侮っていたカズマですけど、それを聞いて焦りだします。
さらにこの世界のスライムの恐ろしさをダクネスから聞いて…。
ドラクエのおかげで日本ではスライム=弱いというイメージが定着してますが、外国のファンタジーに登場するスライムって強い場合が多いですからね。
カズマさん残念。
当然カズマは逃亡。
さっさと逃げ出しますけど、カズマたちを追いかけてきたアクシズ教徒たちがどんどん温泉の源泉へ。
結局、カズマたちはリターンしてハンスと対決です。
何やかんや言ってカズマさん「良い人すぎる」。
あれ?見るアニメ間違った?
戻ってきたカズマを雑魚と嘲笑するハンス。
うん、これは正当な評価でしょうね。
だってカズマなんて運がいいだけの三流冒険者ですから。
どう考えても魔王軍幹部に太刀打ちできる訳ありません。
でもカズマ以外の人間は一騎当千の強者たちです。
特にウィズ。
ウィズは魔王軍との契約で中立を維持することになっており、基本魔王軍の魔物と戦うことができません。
ただし魔王軍がウィズとの契約を破った場合はその限りに非ず。
ウィズは冒険者以外の人間に魔王軍が手を出さないように契約していたようですけど、ハンスがカズマたちより先に源泉にやってきた管理人のじいさんを食べちゃったことを知って大激怒。
魔王軍が先に契約を破ったということでウィズも容赦しません。
ウィズってどこか抜けているお姉さんタイプですけど、こういう人って怒らせるとホント怖いのですよね。
ウィズの本気の攻撃により余裕がなくなったハンスは人間タイプの擬態からスライム本来の姿に。
スライム=可愛いというのが日本でのイメージ。
しかしハンスの場合は正真正銘の化け物スライム。
アメーバ状の肉片をまき散らしてそれのために温泉の源泉がさらに汚染される事態に陥ります。
慌てて浄化を始めるアクア。
この時のアクアは温泉の源泉を守ることで頭がいっぱい。
だって温泉はこのアルカンレティアの収入源。
温泉がなくなったらアクアの大事なアクシズ教徒たちの収入源が断たれてしまいます。
アクシズ教徒に襲われたのに、自分の危険を顧みず温泉を浄化しようとするアクアにちょっと感動です。
そして丁度その姿を暴徒と化したアクシズ教徒たちも見ており、これでたぶんアクアたちを疑う人間はいなくなるでしょう。
めでたしめでたし…じゃね~よ。
アクア何やってるんだよ、まずはハンス何とかするのが先だろ。
予想以上にハンスが強くて絶対絶命。
その時カズマの目に飛び込んできたのは「ハンスの体の中を漂う温泉の管理人のじいさんの遺体」。
まだ消化されずハンスの体の中を漂っていたようです。
それを見たカズマさん、何かを決意した模様。
ここからは怒涛の展開が始まります。
OP曲をバックにカズマが、アクアが、ダクネスが、めぐみんが、そしてウィズがみんな本気を出してハンスに立ち向かいます。
ホント見るアニメ間違った?と思うくらい熱い展開です。
このバトルシーンにどんだけ予算つぎ込んだのだろ?
それでもハンスは強い、でもカズマたちの戦いを見てアクシズ教徒たちが応援してくれます。
魔王しばくべし、悪魔倒すべし。
それを背に受けアクア本気のゴッドブローさく裂!
このあと、25:05~TOKYO MXほかにて「この素晴らしい世界に祝福を!2」第10話『この素晴らしい仲間たちに祝福を!』が順次放送開始です!汚染された温泉を浄化し、無事アクセルへ帰ることができるのか!?
放送情報⇒https://t.co/4cr15usxbi#このすば pic.twitter.com/vBCRXP0tnZ— アニメ『このすば』公式ツイッター (@konosubaanime) March 15, 2017
でもまだハンスは持ちこたえます。
それを見たアクシズ教徒たちはアクアを応援するためにアクシズ教の教義を唱え始めるのです。
アクシズ教徒はやればできる。
できる子たちなのだから。
上手く行かなくてもあなたのせいではない。
上手く行かないのは世間が悪い。
嫌なことからは逃げればいい、
逃げるのは負けじゃない。
逃げるが勝ちという言葉があるのだから。
迷った末に出した答えはどちらにしろ後悔するもの、どうせ後悔するのなら、今が楽ちんな方を選びなさい。
汝老後を恐れることなかれ、未来のあなたが笑っているか、それは神ですらもわからない。
なら今だけでも笑いなさい。
いろいろツッコミたいところばかりですがこれがさらにアクアの背中を押して、さらにトドメに前回アクアに悩み相談したアクシズ教のおっさんがアクアに教えてもらったあの言葉を言って…。
最終話を視聴し終わって
戦い終わってアクセルの町に帰るカズマたち。
ハンスとの戦いで湯治になりませんでしたね。
それでどころかアクアは…。
アクセルの町は何も変わっていません。
またいつもの日常が始まる。
そんな雰囲気を漂わせつつここで終了です。
今回はバトルシーンが熱かったです。
そういえば第1期もデストロイヤー戦もしっかり描かれていたので、最終回近辺のバトルシーンに金をかけるのがこのすばスタッフの中ではお約束になっているのかもしれません。
しかし10話で終わるのが残念ですねえ。
原作のストックもたくさんあるのですから是非3期作ってください。
お願いします。
TOKYO MXで「この素晴らしい世界に祝福を!2」第10話をご覧いただいた皆さま、ご視聴ありがとうございました!たくさんの応援、ありがとうございました!カズマたちの冒険は始まったばかり!?これからも応援よろしくお願いします♪ 他放送局でご覧の皆さまもお楽しみに!#このすば pic.twitter.com/iyIej0gJEw
— アニメ『このすば』公式ツイッター (@konosubaanime) March 15, 2017
今回のまとめ三行
- 魔王軍幹部ハンスとの決戦
- 文字通り捨て身となったカズマ
- またアクセルの町での日常が始まる