感想(ネタバレあり)
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
さて、今回は全編通してヤンに対する査問会の話です。
ヤンのファンには胸糞悪い話の連続。
本当に同盟の首脳部は腐ってますわ。
第30話の感想記事を読みたい方は以下のリンクをご利用ください。
銀河英雄伝説【旧OVA版】第30話「失われたもの」の感想 「フラグ乱立し過ぎです」
トリューニヒト政権は査問会の結論ってどうするつもりだったんでしょうか?
国防委員長命令で首都星ハイネセンに赴いたヤン一行。
あらぬ疑いを持たれないため徹底したヤンに対し、政権側(国防委員長側)は全く配慮しません。
副官のフレデリカとヤンを引き離し、ヤンを事実上の軟禁状態において
査問会を開きます。
でもこの話見るときはいつも思うのですけど、
ヤンを査問会にかけて政権側は何を得たいのでしょうか?
もちろん査問会を開くきっかけはフェーザーンからの圧力ですけど、目的もなく査問に掛けても何ら効果が出ないでしょうに。
仮にヤンが軍人辞めたらすぐに帝国軍が攻め込んでくるかもしれませんし、ヤンが軍人辞めた後政界に提出したら、それこそ自分たちの権力が奪われる危険が生じるでしょうに。
またヤンをそのままイゼルローンに帰って今回のことで完全に愛想を尽かし帝国に亡命したら?
どう考えても同盟政府、というか今のトリューニヒト政権にプラスになること全くないと思うのですけど。
まあ査問会自体はヤンが完全論破してしまい査問会の委員たちの面子を潰しただけですけどね。
でもこのことが第3期に話に繋がるかのですから、ヤンも程々にして置けばよかったのかもしれません。
頼りになるのはビュコックだけ
ヤンと引き離されたフレデリカ。
ヤンを助けるためにいろいろ手立てを講じますけど、それが政権側の気に障ったらしく、ビュコック大将に会うために訪れた宇宙艦隊司令本部の駐車場で憂国騎士団に襲われてしまいます。
間一髪駐車場にビュコックじいさん一行が現れたために難を逃れましたけど。
ちなみにここは小説版には無いアニメオリジナル。
小説では憂国騎士団に襲われること無く、フレデリカの昔なじみを通じてビュコックと面談できています。
まあ憂国騎士団に襲われたという演出にした方が政権側の悪辣さが際立ちますけど、ちょっとやり過ぎな感じがします。
だって宇宙艦隊司令部の施設内ですよ。
トリューニヒト政権に批判的なビュコックの本拠地なのに。
逆に考えると、ビュコックの本拠地にも政権側の憂国騎士団が入り込めると視聴者にアピールすることで、ビュコックの力も意外と弱いと知らせたかったかも。
イゼルローン回廊にあの要塞が侵攻してきた
ビュコックと面談して協力を取り付けたフレデリカ。
これでやっとヤンたちにも光が見えてきたと思ったら、今度はイゼルローン回廊に異変が。
そうあの要塞がイゼルローン回廊にワープアウトしていきたのです。
いきなり要塞がワープアウトしてきたら誰だってビックリ仰天しますわ。
今回はここで終了。
良いところなのに。
査問会は次回で終わり。
次回32話はホワン・ルイの名言に注目です。
次回32話の感想記事はこちらからどうぞ。
銀河英雄伝説【旧OVA版】第32話「武器なき戦い」の感想 「ヤン無双よりホワンルイの名言に注目すべき」
今回のまとめ三行
- ヤンを事実上軟禁
- フレデリカ奔走
- イゼルローン回廊にあの要塞が