あらすじ&感想(ネタバレあり)
今回はフェーザーンの策謀とキルヒアイスの死の影響は大きかったという内容です。
ただその一方、フラグも結構乱立した感じがします。
第29話の感想記事を読みたい方は以下のリンクをご利用ください。
銀河英雄伝説【旧OVA版】第29話「細い一本の糸」の感想 「粛清されるか、権力者にとって代わるかだったら絶対に前者を選ぶでしょう。果たしてヤンは・・・」
フラグ1:キュンメル男爵
フラグその1はキュンメル男爵です。
この人はヒルダの従兄弟に当たるのですけど、病弱すぎて何にもできない。
そんな従兄弟のためにヒルダは男爵が崇拝するメックリンガーとの面談をセッテイングしてあげます。
でもメックリンガーもヒルダも何か嫌な感じがしたと。
まあ、第3期でこのキュンメル男爵がやらかすのですけど、
改めて見たらここですでにフラグが立っていたのですね。
フラグその2:ヤンとユリアン
次のフラグはヤンとユリアン。
国防委員長の命令で査問会へ出ることになったヤン。
キャゼルヌをはじめ、周りはひどく心配していますが、ヤン自身はどこ吹く風です。
ヤン自身、今の状況から考えて、政府が自分に危害を加えることはないと思ってのかもしれません。
そして変な疑いをもたれないために最低限の随員で行くことになります。その随員に秘蔵っ子のユリアンを入れず。
フレデリカは連れていくのにユリアンを連れていかないことに少なからず周りは気にしているようです。
フレデリカがヤンのことを想っているのは周知の事実らしいですけど、ユリアンはフレデリカに憧れているようで。
ユリアンは後にヤンの元を一時的に離れて某惑星に行くことになりますけど、ここがそのフラグになっているような気がします。
ユリアンはフレデリカに憧れがありますけど、それ以上にヤンを慕っていますからね。
フラグその3:ケンプ
フラグその3はケンプ一家です。
ガイエスブルク要塞の通常航行を成功させたケンプは、自宅で家族団らん。
翌朝またガイエスブルク要塞に赴きますけど、子供からはお土産強請られるし、奥さんからは生きて帰ってきてって言われるし、死亡フラグがこれでもかというくらい乱立状態です。
さらにケンプ自身も「自分が帰ってこなかったことがあるか」とか、「作戦が成功して昇進すれば、妻の実家への仕送りが増やせる」とか、もうダメなことばかり言っています。
視聴者としては「あんたそんなに死にたいのか」と言いたくなります。
もうフラグが露骨過ぎて呆れますわ。
フラグその4:フェザーン
フラグその4はフェザーンです。
帝国と同盟の共倒れを放棄し、帝国に恩を売る方へ舵を切ったフェザーン…というか自治領主のルビンスキ―
この段階で何をやるのか分かっていませんけど、シューマッハやランズベルク伯を何かの実行犯とすることになります。
まあこれ自体はフラグとは言えませんけど、ラインハルトとヒルダが幼い皇帝のことを話していたことと繋げると…もうこれもフラグと言っていいでしょうね。
このフェザーンの策謀が銀河を大きく揺り動かすことになります。
よくもそういうこと考えますわ。
フラグその5:ロイエンタールとミッターマイヤー
最後はロイエンタールとミッターマイヤー。
この二人、「キルヒアイスが生きていたら」という仮定の話を再びしていますけど、その中で語られたロイエンタールのセリフがこちら。
「失うべからざるものを失ったのち、人は変わらざるをえんのだろうよ」。
後の展開を知っている人間からすれば、キルヒアイスを失ったせいであんたも変わらざる得なかったのかと思ってしまいます。
まあこれも十分フラグと言えるでしょう。
30話を視聴し終わって
- 果たしてシューマッハたちは一体に何の実行犯になったのか?
- 査問会に赴くヤンはどうなるのか?
- ガイエスブルク要塞はヤンがいないイゼルローンに向かうのか?
- 何かを決心したヒルダは具体的に何をするのか?
いろいろな話が同時並行して進んでいますけど、今回はここで終了。
次回も楽しみですわ。
第31話の感想記事はこちらからどうぞ。
銀河英雄伝説【旧OVA版】第31話「査問会」の感想 「査問会やる意味が今ひとつわからん」
今回のまとめ三行
- 後の〇〇人キュンメル男爵が登場
- ヤンが査問会に出席するためハイネセンへ
- ガイエスブルク要塞が羽ばたいた
本ブログの年内更新はこの記事で終了です。
こんな書きなぐりブログを読んで下さりありがとうございました。
また来年よろしくお願いします。