銀河英雄伝説第29話「細い一本の糸」の感想 「粛清されるか、権力者にとって代わるかだったら絶対に前者を選ぶでしょう。果たしてヤンは・・・」

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あらすじ&感想(ネタバレあり)

今回はフェーザーンから。
自治領主府を場違いな坊主が訪れます。
普通ならルビンスキーと面会なんてできないでしょうけど、
前から順番を待っている人間を差し置いて面談することに。

これって実際されたら頭に来るでしょうねぇ。
それも得たいも知れない坊主が優先されるなんて。
絶対これって噂になるでしょうね。
たぶん噂流したやつ消されるでしょうけど。

さて、ルビンスキーと面談した坊主は
地球教の主教であるデグスビィ。
そのデグスビィにルビンスキーは、
帝国と同盟を共倒れさせるというこれまでの計画を変更し、
帝国に加担して同盟を潰し、
帝国と共存するという新しい計画を提示します。

実際、
どんどん改革が進む帝国に対し、
どんどん腐敗が進む同盟。
到底同盟が勝つとは思えません。
だからこそ今のうちに帝国に加担しようという
ルビンスキーの計画は優れています。

でもデグスビィは乗り気ではありません。
だって新しい計画を実行すると
今まで同盟に投下した資金が無駄になる。
またこっちの方が大きいのかもしれませんけど、
ルビンスキーが信用できない。
まあ実際ルビンスキーは地球教のことなんて
全く考えていませんからねえ。
デグスビイって意外と洞察力優れています。

そういえば
デグスビィの声やっているのは納谷六郎さん。
メルカッツ役の納谷悟朗さんの実弟さんです。
クレヨンしんちゃんの幼稚園の組長園長先生が広く知られていますけど、
個人的には劇場版のアラスラーン戦記のカーラーン役が印象に残っています。
テレビアニメ版の大川透さんも良かったのですけど、
どうしても大川さんだとカッコ良すぎるのですよね。
その点納谷さんの声だと
ずる賢さがまず前面に出ているので、
劇場版のカーラーンにぴったりだったと思います。
劇場版の方はどうしてもカーラーンが裏切り者感が前面に出ていたので、
カッコい声よりも憎まれるような声が合っていたのですよね。
まあテレビ版の方がカーラーンの苦悩もよく描かれていたので、
大川さんの方が合ってますけど。

さてデグスビイとの面談が終わった後、
ルビンスキーはケッセルリンクに命じて
帝国が有利になるように工作を始めます。
その手始めが同盟の高等弁務官に要らぬことを吹き込むこと。
同盟の高等弁務官って名誉職になっていて
能力は2の次。
だからケッセルリンクの示唆にすぐに乗ってしまいます。
まあ、国債の借り換えを提示されているので
弁務官が例え少しばかり優秀だったとしても
結論は変わらなかったかもしれませんけど。

その一方イゼルローン要塞。
前々回の活躍でユリアンが曹長に昇進。
そのお祝いを兼ねてキャゼルヌ家に招待されるヤンとユリアン。

実際はキャゼルヌがヤンと話したかったみたいですけど。
そのキャゼルヌ曰く、
トリューニヒトが怖いと。
失脚してもおかしくないのに、そのピンチのたびに自分の権力を強くしていく。
まあ確かにその通りですよね。
実際こんな政治業者がいたら怖いですよ。
でも同じことヤンも思っていたのですよね。
何話が忘れましたけど。

ヤンの方もトリューニヒトを嫌っていますけど、
トリューニヒトの方もヤンを何とかして失脚させたい。
でも帝国と戦争している以上ヤンをきることができない。

要はヤンの存在は帝国のおかげで保証されているということ。
皮肉なものです。
ヤン自身はさっさと軍人辞めたいと思っているのに。
でもヤンは武勲をあげすぎました。
もうここまで来たら粛清されるか、
自分が権力者にとって代わるかのどちらかを選ぶことになってしまいます。
ルビンスキーが言っているように。

実際の歴史でもこの選択することを強要された軍人って
結構いますからねぇ。
例えば韓信とか、トハチェフスキーとか、
どっちも結局粛清されてしまいましたけど。

果たしてヤンはどうするのでしょうか?

さてフェーザーンからの示唆に応じて
同盟はヤンを査問会に掛けることを決定します。

その一方帝国ではガイエスブルク要塞の改造が着々と進む。
またまた同盟がピンチになりそうですね。

今回のまとめ三行

・フェーザーンが共倒れから計画変更
・トリューニヒト怖い
・ヤンが査問会に掛けられることに

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