感想(ネタバレあり)
今回もオリジナル回…というよりは原作の短編などを繋ぎ合わせて尺を埋めた感じですね。
今回のメインはカタリナ付のメイドであるアン。
アニメ組の方たちはアンの過去について衝撃を受けたのと同時に、アンがカタリナに落とされていることを確認したことと思います。
アンは何気に一番カタリナに近く、そしてカタリナにずっと付き従うつもりですからね。
カタリナ争奪戦のダークホースどころが本命と言っても過言ではないかも。
まあ、カタリナに対する愛情をカタリナに気付いてもらえないところはアンも他のキャラと同じですから、アンの場合はそれを超越しているところは強いと思います。
第8話の感想記事を読みたい方はこちらのリンクをご利用ください。
【アニメ】はめふら第8話の感想 「カタリナを巡る欲望を見せつけられてメアリの心はボロボロ?」
第8話は本に閉じ込められたカタリナ達の妄想をメアリとマリアが見せつけれられるという内容でした。
そしてCパートではアランとカタリナが…。
メアリが慌てるのも仕方ありませんわ。
そのメアリに注目した記事も作っているのでよかったらどうぞ。
【はめふら】メアリの「カタリナへ向けたヤバい愛の軌跡」まとめ
アン視点でのカタリナの友人たちの現状
カタリナ付のメイドであるアン。
カタリナのような鈍感ではないアンは、カタリナの友人たちがカタリナのことをどう思っているか気付いております。
そんなアンの目を通したカタリナの友人たちの現状が語られていました。
その内容をまとめると以下のようになります。
- ジオルド:婚約破棄に応じず。カタリナを愛しているけどカタリナは気付かず
- キース:自分から色気が出ても姉であるカタリナに効かず落胆
- アラン:アラン自身はカタリナが好きということに気付いてさえいない。当然カタリナも
- ニコル:カタリナへは表情が変わる。ただしそれだけ。カタリナを想っていることは確か
- メアリ:同時婚約破棄&国外逃亡&カタリナとの二人きりの生活を画策
- ソフィア:ニコルとカタリナをくっつけようとする。
- マリア:お菓子でカタリナを餌付け
これを見ると相対的にアランとニコルがマシに思えます。
逆にヤバいのはダントツでメアリ。
はめふら第9話より引用
ソフィアみたいに間接的にカタリナとの接点を作ろうとせず、カタリナを自分のモノにしようと画策するとは。
この後のパジャマパーティ―のシーンでもジオルド以上の権力が欲しいとか言ってたし、権力を握ったらカタリナを自分のモノにするため権力使いそうで怖いですわ。
パジャマパーティ―で破滅フラグが立ってないかチェック
原作ではカタリナ達が卒業した後に開催されたパジャマパーティ―。
アニメ版ではストーリーが佳境を迎える前に入れられた感じですね。
まあ、アンの過去の話に繋げるには丁度良いエピソードだったのでしょう。
妙齢の女性が集まれば結婚の話になるのはある意味当然。
そしてアンがいれば、アンに結婚の話が振られるのも自然な流れですけど。
このパジャマパーティ―でカタリナの目的はやっぱり「破滅フラグが立ってないか確認する」という点だったと思います。
マリアと他の男性キャラのフラグが立てば、それがそのままカタリナの破滅フラグに繋がることになりますからね。
カタリナとしては定期的にマリアと他の男性キャラのフラグが立ってないか確認しないと安心できないのでしょう。
まあ、マリアがカタリナLOVEになっている時点で、マリアと男性キャラを起点とする破滅フラグは立ちようがないのですけどね。
ただ破滅フラグは別の形で立つのですが。
アンを道具から人間に変えたのはカタリナだった
アンはシェリー男爵家の娘。
ただし母親が身分が低い存在だったため、アンは政略結婚用の道具としか見られてなかったそうです。
しかしアンが火事で腕にやけどを負ってしまい、政略結婚の道具として使えなくなったと判断されて捨てられてしまい、遠縁であるクラエス侯爵家でメイドをすることになったという訳。
後はお決まりのコースです。
自分を道具としか思ってなかったかアンは、前世の記憶を取り戻したカタリナに仕えるうちに自分の意思で行動したり意見したりできる人間になった。
そしてアンの縁談を壊してカタリナの近くに仕えるようにしてくれてのもカタリナ。
そりゃあ、アンでなくてもずっとカタリナに付いて行くと決意してもおかしくはありません。
はめふら第9話より引用
カタリナと結ばれることがなくてもカタリナの元を離れない。
ある意味メイドだからこそできること。
アンは頭が良いですわ。
カタリナを喜ばすために考えることは一緒
カタリナ主催の収穫パーティ―。
きっとどのキャラも自分だけが選ばれたと思ったことでしょう。
そしてカタリナを喜ばすためにカタリナのためにプレゼントを用意したのですが、まさか被るなんて。
どのキャラもカタリナの好みはしっかりと熟知しているようですね。
ただ性格を読むという点ではまだまだという感じです。
だって自分もお呼ばれされたということは他のキャラもお呼ばれされているかもという想像力がないですから。
色恋沙汰に疎いカタリナが二人きりで会うなんて可能性低いのに。
まあ、カタリナが豹変したのかもという可能性に掛けたのかもしれませんけど。
正直このエピソード、ED前のオチとして入れられたのでしょうねぇ。
そして破滅フラグのストーリーが再開する
EDが終わった後のCパート。
日常の平和な日々が終わり、再び破滅エンドへストーリーが動き出します。
はめふら第9話より引用
知らないうちに生じていたカタリナへの反感。
それが吹き出し、カタリナがピンチになることに。
一体誰がこんなことを仕組んだのでしょうか?
次回以降はストーリーがシリアス気味になっていきます。
次回以降も楽しみです。
第10話の感想記事はこちらからどうぞ。