銀河英雄伝説(旧OVA版)第75話「雷動」の感想 「ロイエンタールに不穏な動きあり?」

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感想(ネタバレあり)

 

「ロイエンタール元帥に不穏の気配がある」。

この報告に対するリアクションが今回のメインの話となります。

 

ロイエンタール自身これまで野心を持っているような言動をしてきましたからね。

今回ロイエンタールを守ろうとしたミッターマイヤーやベルゲングリューンがそれを一番知っているのが皮肉ですが。

 

仮にラインハルトがロイエンタールを切っていれば歴史は大きく変わったでしょうね。

ただそれをやっていれば猜疑心が至るところに芽生え、ローエングラム王朝の屋台骨を崩していたかもしれませんけど。

 

 

 

第74話の感想記事を読みたい方はこちらのリンクをご利用ください。

銀河英雄伝説(旧OVA版)第74話「前途遼遠」の感想 「バーミリオン会戦時の政府の停戦命令で一番安心したのはヤン自身だった」

 

74話ではバーミリオン会戦時のヤンの気持ちが明らかになりました。

仮にヤンがラインハルトを倒していればヤンは今どういう状態だったんでしょうかねえ。

 

 

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ロイエンタールを追い落としたいラングが努力する

 

ロイエンタールに不穏な動きがある

この報告をラインハルトに提出したのは司法尚書のブルックドルフです。ラインハルトの信頼厚いブルックドルフの報告だったからこそ、大事になったと言えます。

 

ただブルックドルフは名前と信頼を利用されただけ。

司法省は法律を司る役所であり、法律に規定されていないことについて裁く権限はありません。

今回のロイエンタールが故リヒテンラーデ公の一族の女を匿ってもそれを罰する法律がない以上手が出せないのです。

 

その一方内国安全保障局は裁量を与えられているようで、その局長であるラングはこの件について調べることができる。

結果、ラングはブルックドルフの報告書を基にロイエンタール弾劾に向けて動き出したということなんでしょう。

 

 

私怨で怖いですねえ。

ロイエンタールから侮辱されたと感じただけで、ラングはロイエンタールを追い落とそうとするのですから。

 

つ~か、この私怨についてロイエンタール自身が推測していることにちょっとびっくりしました。

恨まれているとわかっているなら先に何か手を打てばいいのに。

まあ、ロイエンタールからすればラングみたいな小者なんぞ眼中になかったのかもしれませんけどね。

 

 

古い友誼でラインハルトはロイエンタールを疑わず

ロイエンタールを自分自身で審問するラインハルト。

ただラインハルトはかなり融和的な感じです。

 

ロイエンタールを本気で疑っているならば、過去の話なんて持ち出したりしませんからねえ。

ただあの過去の話はラインハルトとロイエンタールの友誼を想起させることで、ロイエンタールの野心を芽を摘み取る効果を狙ったとも考えられます。

 

共にゴールデンバウム朝の外科手術に臨み、成功させた同志なんだから、今更謀反なんか考えるなよと。

 

でも26話でロイエンタールの野心を燃え上がらせるようなことを言ったのはラインハルト自身ですからねえ。

キルヒアイスが死んだ直後で平常心ではなかったのかもしれませんけど。

それを考えると何だかなぁと思ってしまいますわ。

 

 

ラインハルトは自分の側近たちにどうするべきか意見を求めています。

ロイエンタールを信頼しているならばわざわざ意見を聞く必要はないと思いますけど。

 

ラインハルト自身、ひっかかるところがあるのかもしれません。

それこそヒルダの考えた漠然とした不安のようなものが。

 

視聴者も口には出せないけど、雰囲気的にロイエンタールは怪しいと思っている人結構いると思います。

ロイエンタールのデザインとCV若本規夫さんの演技でそういう心象を大きくしているのかもしれませんわ。

 

 

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ベルゲングリューンはロイエンタールを守ろうとしているけど

 

全体的に軍部はロイエンタール擁護論が強くなっている感じ。

まあ、ロイエンタールは一緒に戦ってきた同僚なので、融和的な空気になるのは当たり前です。

 

ただロイエンタールの腹心であるベルゲングリューンはまだ気を緩めていません。

 

ベルゲングリューンは元々キルヒアイス旗下の提督であり、オーベルシュタインの讒言のせいでキルヒアイスを失ったと信じています。

 

そして今回ロイエンタールを弾劾しているラングの後ろにはオーベルシュタインがいると信じている。

そう考えているので警戒を解かないのでしょうね。

 

その一方ベルゲングリューン自身はロイエンタールがラインハルトのやり方に反感とまでは言わないけど、不満を持っていることは察しています。

 

イゼルローン要塞を巡る攻防の時、ロイエンタール自身の言動を間近で聞いて、ロイエンタールを諫めていますからね。

 

ベルゲングリューンって苦労する星の元に生まれてきたのかも。

何かベルゲングリューンが一番可哀想に思えてきましたわ。

 

 

 

 

銀河英雄伝説(旧OVA版)第75話を視聴し終わって

今回はここで終了。

ロイエンタールがどうなるか結論が出ずに終わってしまいました。

 

今回の流れ的にロイエンタールが粛清させることはありえませんけどね。

ただ結果論だけで言えば、ロイエンタールを粛清とまでは行かなくても更迭していれば後の戦いの一つは起こらなかったでしょう。

 

もちろん別の戦いが勃発していたかもしれませんけどね。

 

次回も帝国側の話がメイン。

次回も楽しみです。

 

第76話の感想記事はこちらからどうぞ。

銀河英雄伝説(旧OVA版)第76話「祭りの前」の感想 「特殊EDのヤン艦隊側のイメージだけが残る」