感想(ネタバレあり)
ほぼ無双してきた聖哉。
ところが今回大苦戦することになります。
こういう流れになることを聖哉は予想していたのでしょうか?
それならば「レディパーフェクトリー」と前回言わなかったことの合点がいきます。
でも魔王相手でもないのに、こんなに苦戦しているようではヤバいような感じもしてきますが。
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慎重勇者 9話「死神がとにかく無敵すぎる」の感想 「統一神界も安全ではなくなった」
9話は四天王の一人キルカプルが自分や家族の命と引き換えに強い敵を召喚して、その敵が統一神界に侵入するお話でした。
女神が死なない理由
リスタが死なない理由。
それは女神だから…という訳ではありません。
実は異世界にいるリスタの魂は仮のものであり、本物の魂は統一神界にあるのです。
だから異世界で死んでも壊れるのは仮の魂であり、本物の魂が壊れる訳ではない。
以上が女神が死なない理由。
案外設定がしっかりしていたのですね。
でも仮の魂と一緒に本物の魂まで壊す武器が存在するならば…。
そう存在するので、本物の魂まで壊しちゃう武器「ゴッドイーター」が。
そしてそれを使ってリスタを亡き者としようとする者も。
「かもしれないお化け」の聖哉の慎重さがリスタを救う
慎重勇者10話より引用
戦帝ウォルクス=ロズガルド。
ロズガルド帝国の君主にしてロザリーの父親。
めっぽう強いがなぜか幼児退行を繰り返すのが偶に瑕。
普通に良い人に見えたのですけどね。
まさか魔王の手先になっており、リスタを亡き者にしようとするとは。
勇者になれなかった無念、衰える自身の肉体への失望、いろんな気持ちがこの戦帝を蝕んでいったのでしょうね。
まあ、それを予想して戻ってきた聖哉はリスタが言ったように「かもしれないお化け」としか言えません。
そして聖哉との戦いのためにすべての力を使う戦帝。
慎重勇者10話より引用
う~ん、聖哉より良い男w
若い時の戦帝って絶対モテたでしょうね。
そして何より若いバージョンの戦帝のCV小野友樹さんじゃん。
ここぞとばかりに主人公声の声優さんを起用してくるなんて。
戦いは一進一退。
ただし聖哉はエルルの魔法のサポートを受けた上で。
どんだけ戦帝強いんだよ。
この強さまで聖哉が予想していたのなら、確かにレディパーフェクトリーなんて言える訳ありません。
もちろん最後は聖哉が勝利。
ただし勝つために自分の腕を切られるという代償を払っての勝利。
腕はリスタの魔法でくっつきましたが、魔王ではない相手にここまで苦戦とは思いもしませんでしたわ。
魔王って確実に戦帝より強いですよね。
それに加えて伝説の剣も鎧もないし。
これもうお手上げじゃん。
ギャグ要素は今回も満載!!
ストーリーの重要な点だけをなぞるとシリアスばかりになってしまいますが、今回もギャグ要素満載ですよ。
ほぼリスタ絡みですけど。
慎重勇者10話より引用
例えばこのシーンはリスタの回復魔法と上薬草、どっちが回復させる力が上かを比べるところなんですけど、初見でこの画像だけ見てこれがリスタだと見抜けるけるほとんどいないと思います。
ホントこの作品って女神に容赦ないですわ。
リスタに限らず。
ただこのギャグシーン、今回の終盤のシーンの前振りみたいになっているのですよね。
薬草よりリスタの回復魔法の方が聖哉の役に立ったというシーンの。
この辺のシナリオの展開は上手いですわ。
終わりに
今回はここで終了。
聖哉自身が言ってたように紙一重の勝利でした。
でも魔王は戦帝以上に強いでしょうから、これからさらに修行をすると思ってたのに。
3日熟睡することで聖哉の性格が変わってしまったのでしょうか?
そんな訳ないでしょうね。
きっと何か思惑があるのでしょう。
一体聖哉が休息をとる目的は?
次回も楽しみです。