感想(ネタバレあり)
今回もギャグ気味な話にシリアスをぶっこんで来るスタイルでしたね。
前半は統一神界の面白い神々の話。
そして後半はエルルの存在意義に関するちょっとシリアスめな話へ。
エルル可哀想としか言えませんわ。
4話の感想記事はこちらのリンクからどうぞ。
慎重勇者 4話の感想 「聖哉の準備に余念なし!!四天王相手でも苦戦することはない」
4話ではマッシュが魔王軍四天王の1人デスマグラに捕まったお話。
冷静沈着で準備万端な聖哉の活躍でマッシュの救出に成功し、デスマグラの撃破にも成功しました。
マッシュとエルル!!神様に鍛えてもらったけど…
前回デスマグラの拷問を受けたマッシュ。
気絶していたマッシュがようやく目が覚めたと思ったら、すぐに聖哉に連れられて統一神界へ。
慎重勇者第5話より引用
統一神界にやって着た理由は当然トレーニング。
ただ今回は聖哉自身のトレーニングというよりもマッシュとエルルのトレーニングが主目的のようです。
聖哉的には「荷物持ちもそれなりに強くないと荷物が奪われるかもしれない」。
だからマッシュとエルルを鍛えなければいけないと考えたようですね。
もちろん本音はマッシュとエルルが魔王軍との戦いで死なないようにするためでしょうけど、聖哉の場合本当に荷物のためにと考えていそうな気もするので怖いです。
さてマッシュは聖哉の世話になったセルセウスに。
そしてエルルは火の神へスティカに鍛えてもらうことになります。
慎重勇者第5話より引用
マッシュもエルルも竜人。
同じようにパワーアップすると思ってたのに、なぜかエルルのステータスはほとんど上がりません。
これがある意味フラグという伏線だったのですね、後半のシリアスパートの。
ちなみにマッシュを鍛えたセルセウスさん。
聖哉に対するトラウマもどっかに飛んでいったらしく、以前の自信満々な性格が戻ってきたようでした。
教える相手が格下ならばこの性格に戻るのですね。
まあ、ケーキ職人になるより剣神として横柄にしている方が似合ってますわ。
聖哉と神々の戯れ
マッシュとエルルがトレーニングをしている間、聖哉も鍛えることにします。
ただこれまでの相棒(サンドバッグ)だったセルセウスはマッシュを鍛えているため、新しいトレーニング相手を探さなければいけません。
まず聖哉が目を付けたのが露出狂とあだ名を付けられた破壊の女神「ヴァルキュレ」。
慎重勇者第5話より引用
粗暴でドS感満載の女神ですけど、こういうキャラに限って仲良くなると性格が180度変わってくるのですよね。
ただ今回は顔見世程度。
まあ、この段階で聖哉が挑んでも勝てたかどうかは…。
そういえばアリアの取り成しでヴァルキュレとの一触即発の事態は避けられましたけど、アリアの聖哉に対する態度はやっぱり何かありますよね。
正直ヴァルキュレとの関係なんぞよりもアリアと聖哉の関係の方がこのシーンでは重要だったのかも。
そして実際に聖哉のトレーニング相手になったのはアデネラ。
慎重勇者第5話より引用
見るからにちょっと残念な性格してそうな容姿ですが、聖哉とトレーニングする間にどんどん格好や人相が変わっていきます。
まさに恋する乙女って感じ。
そして最後は勇気を出して聖哉に手作りのケーキを送ろうとしますが…。
ケーキに対する聖哉の態度、まさかセルセウスの時と天丼になっていようとは。
ある意味ブレない聖哉凄いですわ。
エルルの存在意義は勇者が聖剣をゲットするために命を捧げること
ある程度目的を達成した聖哉たちは統一神界を離れ、今度は強い武器を得るために竜の洞窟から竜人たちが生活する街へ。
そこではマッシュとエルルは有名人。
二人とも本当に凄い人物だったのですね。
そして竜人の女王に謁見する聖哉たちですが、そこでトンデモナイ事実を告げられます。
強い武器「聖剣イグザシオン」をゲットするためにはエルルが命を捧げる必要がある。
へ?
いきなりシリアスな話になっちゃったよ。
ヘスティカとの特訓でエルルのステータスが全然上がらなかったのってこれの伏線だったのですね。
もともと勇者が聖剣をゲットするためだけに必要な存在だから、強くなるような潜在能力が与えられてなかった。
そんな感じなんでしょう。
今回はずっとギャグ調で終わると思っていたので油断してましたわ。
これは聖剣を取るか?エルルを取るか?の二者択一を聖哉が迫られるという展開ですね。
普通なら後者を取るでしょうけど、聖哉だったら・・・。
いや、さすがに聖哉も仲間を犠牲にして武器を取るようなことはしないでしょう。
しないで欲しいです。
終わりに
今回はここで終了。
さあ、シリアスで終わってしまいましたが、次回はこのシリアス路線で進むのでしょうかねぇ。
できればギャグ路線に戻って欲しいですけど、すべて聖哉に掛かっている感じ。
まあ、エルルは助かるでしょうけど、どんな風にエルルを聖哉が助けることになるか楽しみですわ。
6話の感想記事はこちらのリンクからどうぞ。