感想(ネタバレあり)
今期も異世界モノが多いですが本作もその1つ。
駄女神が世界を救うために勇者を召喚。その勇者が世界を守るべく戦う。
ストーリーはこんな感じ。
ただ問題が1つ。
召喚された勇者さんは人一倍慎重な性格だったのです。
まあ、異世界ギャグファンタジー系作品と言えばいいかも。
ハッキリ言って系統でいうと「旗揚げ!けものみち」と同じ。
ただ違う点も。あっちは世界を救うことから早々に路線変更しましたが、こっちは一応勇者が世界を救う気持ちがあるので。
駄女神リスタが召喚したのは慎重すぎる男「聖哉」だった
難易度Sの世界「ゲアブランデ」を救うように命じられた女神リスタルテ(愛称はリスタ)。自分の点数稼ぎのためにも優秀な者を勇者として召喚しなければなりません。
しかしまあ、日本人の中から選考するってホントわかっていらっしゃる。
ただ最近は他の国の人々にも異世界召喚が知られるようになってますからね。そのうち日本人から選ぶという慣習はなくなるかもしれませんね。
慎重勇者第1話より引用
必死に書類とにらめっこするリスタ。
すごく努力した甲斐もあり、書類の中からステータスが異常に高い男を見つけます。
1億人に1人の逸材、男の名前は竜宮院聖哉。
能力は言うことなしということでリスタはこの聖哉を召喚することにします。
召喚された聖哉は結構な美男子。
顔も十分合格点って感じ。
慎重勇者第1話より引用
ただ完璧すぎるキャラって絶対に台無しにするくらいのマイナス属性があるもの。
はい、聖哉にもありました。
リスタが見落とした備考欄にしっかりと書いてあったのです。
「慎重すぎる」と。
それにしても聖哉ってどことなくゴブリンスレイヤーの主人公のゴブスレさんに似てますよね。
声が同じ梅原祐一郎さんということもあるでしょうけど、考え方というか用心深さが。
その性格も考慮して梅原さんをキャスティングしたのでしょうかねえ。
慎重すぎる勇者聖哉はスライム相手でも全力
用意された家でひらすた鍛錬に励む聖哉。
体を鍛えるためにトレーニングしてますから、リスタも文句を言えません。
まあ、リスタからすれば、さっさと冒険に出発して冒険しながらレベリングすればいいと思っているのですが、聖哉が聞き入れませんからね。
聖哉は慎重すぎる性格のため、準備万端じゃないと出発する気がないのです。
まあ王道な冒険モノなら最初は弱いモンスターしか出現しないのでそこまで心配することないのですけどね。
そしてようやく出発する気になった聖哉。
リスタと共に冒険の旅に出発です。
ちなみにリスタは最初から聖哉と同行する予定だったようです。
どっかの駄女神みたいにヒキニートからアイテム扱いされて異世界に飛ばされた某作品とはエライ違いです。
まあ、アクアもリスタもアニメ公式が駄女神と認定しているので、どっちもどっちなんでしょうけど。
街で大量にアイテムを買い込んだ後、街の外でモンスターと対峙する聖哉。
相手はスライム。
定番の弱い敵ですが、聖哉は手加減しません。
全力を出してスライムを粉砕します。
まあ、最近は転生者がスライムになる作品もありますから、スライムと言えども全力で叩くという聖哉のやり方が今は正しいのかもしれませんけど。
この世界の魔王さまは結構優秀!だって勇者が強くなる前に消そうと四天王「ケオス・マキナ」を派遣したから
冒険モノの定番は勇者が旅を続けながら強くなっていき、最後にラスボスを倒す。
これが普通。
でもラスボスの側から考えてみましょう。
別に強い勇者と戦わなければいけないという法律はないのです。
だって勇者が勝手に攻めてくるのですから。
振り掛かる火の粉はさっさと払う方が被害が少なくて済みます。
この世界の魔王をもそういう風に考えたのでしょう。
勇者出現の兆候を掴んだ魔王は勇者が現れそうな街へ四天王を派遣します。
派遣された四天王の名前はケオス・マキナ。
レベル15の聖哉に対してマキナのレベルは60オーバー。
慎重勇者第1話より引用
終わった。
冒険モノとしては最速の終了ではないでしょうか?
と思ったら…。
慎重勇者第1話より引用
に、逃げるが勝ちという言葉もありますからね。
終わりに
今回はここで終了。
先週の土曜日に1話の先行放送見たのですけど、やっぱり歌が入っているのはいいですね。
OPやEDないと味気ないので。
それにしても良い引きで終わりました。
逃げ切れないでしょうけど、さすがに聖哉もむざむざマキナに倒されるということもないでしょう。
果たして聖哉はこのピンチをどうやって切り抜けるのか?
次回が楽しみですわ。
第2話の感想記事はこちらのリンクからどうぞ。