さあ2019年夏アニメ最初の感想記事です。
この作品、感想書かず視聴するだけのつもりでしたが気が変わりました。
面白いです。
普通に面白い。
変わり者のJKの日常を描いた作品は他にもたくさんありました。
それこそ「日常」や「あずまんが大王」、あと「らき☆すた」も一応JKの日常系ですよね。
それらの作品に比べるとキャラはちょっと弱いかもしれません。
ただメインどころの声優さんたちの肩の力が抜けた頭からっぽのJKの演技が上手いのです。
もちろんそういう演技をするのは原作がしっかりしているからでしょうけど。
今度動画サイトなどで配信が始まると思うのでまず1話だけでも視聴することをお勧めします。
第1話は顔見世&あだ名付け
今回の第1話。
内容をキャラの顔見せとあだ名付けです。
あだ名は主人公である田中望が付けた物が流布して、クラス中の生徒が使う感じ。
あだ名ってある程度特徴を掴んでなければ広がりません。
その点望が付けたクラスメートたちのあだ名はベストチョイスだったと思います。
ただ少し安直な感じもしますけどね。
望の小学校の時からの親友である二人にも当然あだ名を付けます。
オタクの菊池には「オタ」、
鷺宮は感情が死滅しているから「ロボ」。
まさにそのまんまですがこれ以上のあだ名はないでしょう。
でも自分であだ名を付けておいて、オタとロボのキャラ立ちに嫉妬する望って…。
うん、これあれだ、誰かに似ていると思ったらキルミーの「やすな」だわ。
頭おかしいし、ポジティブだし、行動力あるし、自己中だし、妄想するし、CV赤﨑千夏さんだし。
というかツッコミするオタはソーニャちゃんの代わり、そして感情がないロボはあぎりさんの代わりと考えれば、キルミーと同じような配置と言えなくもありません。
まあ、感情がないロボとおっとり型のあぎりさんは全然違うような気もしますが、何を考えているかわからないという点は同じ(だと言えなくもない)。
それ以外のキャラにもあだ名は付きます。
ロリ、ヤマイ、マジメ、そしてワセダ。
この辺もキャラ立ちしてます。
特にロリ。
女子高生の無駄づかい第1話から引用
ロリのCVに長縄まりあさんをキャスティングしたスタッフさん、優秀過ぎる。
昔はロリ=釘宮理恵さんの独壇場でしたが、現在は長縄まりあさんがこの分野のエース。
この作品のキャスティング担当さんわかってますねぇ。
あとワセダ。
完全に某有名私立大学への風評被害になりそうな感じですが、確かに〇応大って感じじゃないですからね。
あの担任は。
女子高生の無駄づかい第1話から引用
あの担任、口ではJDが良いとか言ってますが、本当はJK好きでしょ。
ただ法律があるから気がないと言っているだけで。
たぶんこの先何か問題が生じるような気がします。
普通に担任するだけだったらCV興津和幸さんにはしないでしょうから。
興津さんは二枚目の役も多いですが、監獄学園のアンドレのような変態役も上手いですからね。
個人的にこの作品、声優さん目線で見てしまいますわ。
主人公のあだ名は「バカ」に決定
クラスメートにはあだ名付けたけど、肝心の自分のあだ名がない。
そこでオタとロボからあだ名を付けて貰います。
二等身(本当は二頭身という意味かと)、ザコキャラ、家族がら族…。
そのいずれも拒否する望。
そして最後に付いたあだ名は「バカ」。
ストレート過ぎますが、ここまでぴったりのあだ名はありません。
オタ、天才かよ。
このままこの「バカ」が定着するのでしょうね。
だって望がこれ以上のあだ名を見つけることできないでしょうし、周りも飽きているはずなので。
仮に望が別のあだ名呼びを希望しても誰も聞き入れないでしょう。
そういえば「バカ」はモテたいそうです。
まあ、JKですし色恋沙汰に興味があるのは仕方ありません。
また外見だけなら「バカ」も普通のJKですし、えり好みしなければ彼氏ぐらいはできそうな気がします。
でもえり好みというかいろいろ妄想しちゃうのですよね。
そして最後に現実を突き付けられると。
ロボは「中の下と言ったバカを過大評価」と言い放ちましたが、本来の評価はどれくらいと思ってるのでしょうか?
中の下で過大評価ということは、下の上、いや下の中ぐらい?
どちらにしてもJKカーストの底辺層って評価なんでしょう。
顔だけならば。
女子高生の無駄づかい第1話から引用
この学校、顔の偏差値は高そうなので、バカぐらいの顔では評価されないのでしょうね。
ちょっと可哀想過ぎる。
終わりに
だ1話はここで終了。
思った以上に面白かったです。
あだ名付けるだけでここまで面白いとは。
声優さん目当てで視聴しましたが、日常系で久しぶりの当たりだと思います。
まあ、次回以降ワンパターンになる可能性もありますが、このキャストならどうにかしてくれると思います。
次回以降も楽しみです。
第2話の感想記事はこちらからどうぞ。