ガンダム THE ORIGIN 前夜赤い彗星 6話感想 「邪魔者は排除」

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感想(ネタバレあり)

今回の内容を三行でまとめるとこんな感じになります。

  • ガルマを首魁として士官学校の生徒が連邦軍駐屯地を奇襲
  • リノがキャスバルに消される
  • キャスバルが地球へ

 

リノは知り過ぎましたねえ。

そしてキャスバルを信用し過ぎました。キャスバルにすれば秘密を知った者を生かしておく訳にはいきませんから。

どこで自分の正体がザビ家に知られるかわかりませんので。

 

ホントにキャスバルは冷酷です。でもその冷酷さを彼は生き残るためにフル活用しなければいきません。

自分の野望を成就させるために。

 

ジオリジン第6話人物相関図

 

前回第5話の感想はこちらからどうぞ。

機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜赤い彗星 第5話の感想 「ガルマ・ザビを扇動して連邦軍襲撃を画策?」

 

第5話では反連邦軍の機運の高まりを利用してキャスバルがガルマを嗾けていました。

今回はその続きからです。

 

 

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危なっかしいガルマとキャスバルの思惑

シャアに炊きつけられて蜂起の首謀者になったガルマ。

ザビ家の中でお坊ちゃんとして育てられたガルマからすれば、デキンやドズルがどう思うか気が気でないのでしょう。

その一方、手柄を立ててデキン達に認められたい。

そういう気持ちがあるから、キャスバルの勧めに乗ったのだと思います。

 

キャスバルの方からすれば、この蜂起に成功すればガルマからの信頼がさらに強くなります。また失敗したらしたでガルマの評価が下がり、失脚してキャスバルの邪魔をすることはないでしょうから。

ガルマもザビ家の人間。キャスバルからすればいずれ自分の邪魔になる存在と考えていそうな気がします。

 

まあ、キャスバルとしては失敗するつもりはなかたのでしょうね。

キャスバルって自分の能力に絶対的な自信を持ってそうなので。

だからこそ、自分がアムロに及ばないと気付いた時にいろいろ葛藤があったのだと思います。

 

 

リノはシャアの正体に気付いてた

キャスバルに厄介ごとが増えました。

それがリノ・フェルナンデス。

 

本物のシャアのことを知っており、ガルマと部屋を代わるまでキャスバルのルームメイトだった彼。どうやらキャスバルの正体に気付いたようです

 

キャスバルはしらばっくれるつもりのようですが、既にカマを掛けられており、言い逃れは無理。

ただリノはキャスバルを脅迫するつもりはない様子です。

リノはシャア=キャスバルということを知った上で、「キャスバルはザビ家にとって代わるつもりだ」と確信しているみたいですね。

そしてそれを知った上で協力を申し出ます。

 

リノとしてはキャスバルならばザビ家を倒すかもしれない。また自分がキャスバルの近くにいれば、権力者側になれるかも?ぐらいは思っていそうな感じです。

 

また正体がバレないようにバイザーをキャスバルにプレゼントするリノ。

シャアの特徴的なバイザーの提供者はリノだったのですね。

これには素直に感謝するキャスバル。

 

ただリノのことを信用はしてないようです。言質は与えませんでしたからね。

キャスバルからすれば面倒ごとが増えたという認識だったのでしょうね。

 

 

ドズルを足止め

士官学校の生徒たちのほとんどはガルマのシャアの蜂起計画に賛同しますが、問題があります。

それは士官学校の校長であるドズルの存在。

地球連邦軍の駐屯地に奇襲を掛けると知れば絶対に止めさせるでしょうから。教師としては当たり前です。

そしてガルマに何かあれば確実にデキンに消されるでしょうからね。

 

ドズルを足止めするためにはどうするか?

結局生徒の一人が時間稼ぎをすることになり、ゼナ・ミアがその任に。

 

偶然だったのか狙ったのかゼナは美人さん。

まあドズルの校長という立場だから手を出すようなことはないでしょうけど、時間稼ぎができるならそれもやむなしとキャスバルは考えてこの人選になったような気もします。

 

戦闘開始

ガルマの援護射撃の中、地球連邦軍の駐屯地に突入するキャスバル。

ガルマに危ない役目を与えて自分が実戦部隊の指揮を執る。見事な役割分担です。

 

まあガルマは優秀ですけど、ガルマが戦死すれば確実にキャスバルの未来もなくなりますから。

 

それにしても地球連邦軍は初動が遅いです。

まさか自分達が奇襲を受けるなんて夢にも思ってなかったのでしょうけど、サイド3全体で地球連邦への反感が高まっていたのだから警戒しないと。

 

まあ、こういう風に綱紀が緩んでいたので、1年戦争序盤はジオン軍にやられっぱなしだったのかもしれません。

いくらジオンがモビルスーツを持っていたとしても、それだけではあそこまで一方的な戦いにはならなかったはずなので。

 

知り過ぎた男(リノ)の最期

キャスバルと共に地球連邦軍の駐屯地に突入したリノ。気分はキャスバルの片腕なのかもしれません。

ただキャスバルからすれば、リノは厄介者。

キャスバルとしては消したいと思ってたのでしょう。

そしてそのチャンスが。

 

キャスバルがリノに連邦軍の戦車を奪うように命じた後、リノが奪った戦車を味方に攻撃させるキャスバル

 

秘匿回線をキャスバルとだけ繋げたのが仇となりました。

まあ、キャスバルがそういうふうにしたのですけど。

 

チャンスは最大にいかす。さすがキャスバルですわ。

 

 

戦闘終了

駐屯地の連隊長にキャスバルが拳銃を突き付けて降伏を促したところで戦闘終了。

士官学校の生徒たちの圧勝です。

 

リノをはじめ犠牲は出ましたが、士官学校の生徒が連邦軍の正規軍を降伏させるなんて前代未聞。

連邦としては威信が揺らぐ大参事です。

 

その一方ザビ家からすれば、サイド3の住民の感情をなだめる良い機会となりました。

地球連邦軍に一矢を報いた。この事実で住民たちが満足しますので。

 

あとは戦いの始末をつけるだけです。

 

ドズルがとばっちり

地球連邦軍の駐屯地に奇襲を掛けて、連邦軍を降伏させた。

当然地球連邦はカンカン。

責任者の処罰を求めるのは当たり前です。

 

しかし指揮を執ったのはデキン・ザビの息子のガルマ。

簡単に処罰はできませんし、ザビ家もガルマを処分するつもりはありません。

既にガルマはサイド3の英雄。処罰したら住民が暴発しかねませんので。

 

結局とばっちりを受けたのはドズル。

士官学校の校長ということが仇になりました。

まあ、校長なのに何もできなかったのは確かなので仕方ありません。

 

それにザビ家の兄弟はドズルに冷たいですからね。ガルマ以外は。

 

ただドズルを処罰する一方、連邦軍へサイド3からの撤退要求を行うデキン

やっぱり権力を握る男って抜け目がありませんわ。

 

 

シャアもとばっちり

ガルマが責任を問われない一方、ガルマを扇動したキャスバルにはしっかりと罰が下ります

まあ仕方ありません。

これでエリートコースから外れることになりますが、キャスバルはあんまりに気にしてない模様。

それだけ自分の能力に自信があるのでしょう。

そしてこの機会に地球に行くことに。

 

まあ、数年前まで住んでいたので地球が珍しいと気持ちはないでしょうけど、何のために地球へ行く気になったのでしょうねえ。

 

そして再招集された場合はモビルスーツのパイロットにしてくれと頼むキャスバル。

これはモビルスーツのことを知っているぞとドズルに言ったのも同じこと。

結構危ない発言ですね。

もしドズルが秘密保持を優先させるならここでキャスバルを消そうしてもおかしくはありませんので。

たぶんキシリアだったら、間違いなくここでキャスバルを消すでしょう。

 

でもドズルの性格ではそんなことはできない。

キャスバルはそこまで考えた上で言ったのだと思います。

 

まあこれが後に役立ち、キャスバルは本当にモビルスーツパイロットになるのですからね。

そしてドズル旗下で活躍しますので。

 

 

ドズルのプロポーズ?

ドズルに呼び出されたゼナ。

当然ドズルを足止めした彼女にも相応のバツが下るはず。

ゼナとしては気が気でなかったことでしょう。

 

でもドズルの口から飛び出したのは事実上のプロポーズ。

おいおい職権乱用かよ。

そう思わずにはいられません。

 

普通ならお断りするべきお話。

でもゼナの態度を見ると…。

 

まあドズルもザビ家の一員ですからね。

サイド3で生きるなら十分玉の輿ですので。

 

ゼナもそれを考慮したのでしょうか?

いや、ただ単に安心しただけかも。

 

アムロ親子がサイド7へ

Cパート。

一組の親子が新天地サイド7へ降り立ちます。

その親子はテム・レイと息子のアムロ・レイ。

 

アムロが登場するのは2回目でしたっけ。

まだまだ幼さが残ります。この坊主が後々キャスバルのライバルとしてキャスバルの覇道の邪魔をするのだから。

 

それにしても13歳のアムロは声に違和感ありませんね。さすがCV古谷徹さんですわ。

 

終わりに

今回はここで終了。

邪魔ものは排除するというキャスバルのやり口。正体がザビ家にバレないようにするために仕方がありません。

リノって口が軽い印象があったので。キャスバルもそれを懸念したのかも。

ただキャスバルってララァ以外は自分の役に立つか否かで人を見ている感じがあるので。

今回キャスバルが炊きつけたガルマだって、後々…。

 

次回はキャスバルが地球に行った後のお話。

ようやくララァの登場です。

 

次回も見逃せませんわ。

 

次回第7話の感想記事はこちらからどうぞ。

ガンダム THE ORIGIN 前夜赤い彗星 7話感想 「ある少女との出会い」