感想(ネタバレあり)
先日アニメ続編の制作が発表された本作。
『転生したらスライムだった件』
TVアニメ続編制作決定✨
2020年始動‼️
宣伝T#転スラ #tensura pic.twitter.com/C1oTmcReQ3
— 【公式】TVアニメ『転生したらスライムだった件』 (@ten_sura_anime) 2019年3月17日
そりゃあ原作がバカ売れしているのですから続編作るでしょうよ。それにまだ顔見世程度のキャラもたくさんいますし。
続編は来年になるようで今から楽しみです。
さて本編は前回で終了している本作。今回は外伝という扱いになります。
久しぶりにシズさんのお話。いろいろ伏線のようなものがありましたね。つ~か、本編より遥かに出来がいいと思ったのは私だけでしょうか?
クロ(ディアブロ)が召喚されたところから始まり、シズさんが登場、どんでん返し、そしてリムルとディアブロの関係、これだけのものを全部1話に詰め込んで、完璧に消化されているのですから。
前回第23話の感想記事を読みたい方はこちらからどうぞ。
【転スラ】転生したらスライムだった件 23話の感想 「本編はこれにて終了!!でも伏線残し過ぎ」
懸案だった精霊を生徒たちに憑依させることに成功したリムルは仲間たちの元へ。Bパートはさながら総集編みたいな感じでしたがあれはあれで良かったと思います。
クロ(ディアブロ)とシズさんの出会い
今回のお話。最初は情報が全くない状態で始まります。
つ~か、クロ(ディアブロ)が召喚されたのはわかりましたけど、クロを召喚したあんたたち誰?状態。
ただストーリーが進むにつれて話の糸が繋がるって感じです。冒頭部分だけを見て視聴を止めるのは勿体ないと思いますわ。
さて場面が変わってある王国。悪魔討伐のために集まった冒険者の中にシズさんの姿も。
この時点だと悪魔討伐の悪魔というのは冒頭の出現したクロだと普通は思いますが…。ただその一方この王国も何か胡散臭いというか隠し事がありそうな感じ。
そして冒険者の中に潜んでいたクロとシズさんの一騎打ちが始まります。
ボケっと見てないで、他の冒険者もシズさんに助太刀しろよと言いたいですけど、たぶん助太刀してもシズさんの邪魔にしかならなかったかも。
戦いはクロが優勢でしたが、最終的にはクロが撤退して終了。さすがシズさんと言いたいところですが、完全に仮面の力のおかげでしたね。あれだけ強力な仮面、前回リムルはクロエにあげましたけど良かったのでしょうかねえ。
戦いが終了して一件落着…とはいきません。この後自体は二転三転することになります。
どんでん返しからのディアブロとリムルの関係についての言及
大臣が話していたクロの目的は肉体の奪取。でも冒頭シーンのクロは敵討ちのために召喚されたはず。
何かおかしい。そしてその理由が明らかになります。
本当の敵は他にいた。そしてその敵こそがクロが頼まれた敵討ちの目標だったのです。
結果的にクロに助けられた形となったシズさん。
仮にクロがシズさんと再戦することになっていたら、シズさんは簡単に負けていたでしょうね。
魔力が残りわずかだったとはいえ、クロより格下の悪魔相手に苦戦していましたので。
つ~か、さっきの戦いの時、シズさんが感づいた通りクロはかなり余力を残していた…というよりは手加減していたのでしょうね。
さてすべてが終わり王国を去るシズさん。完全にフラグというか伏線を残して行きましたね。ここで終わっても良かったと思いますけど、最後の最後でディアブロとリムルの関係が明らかに。
クロをディアブロと名付けたがリムルだったとは。
これ2期の制作発表がされていたからよかったですけど、仮に発表前に放送されていたら、いろいろ文句が出たと思いますわ。
だってどうなるかだけ知らされて、その部分のアニメ化がなかったなら生殺し状態ですもん。
2期が作られるのが決まってホント良かったですわ。
終わりに
今回はここで終了です。
面白かったですねえ。そしてCV櫻井孝宏さんを十分に堪能できました。
櫻井さんのこの手の演技はホント秀逸ですわ。モブサイコの師匠みたいなコミカルがちょっと入っている役も悪くはありませんが、やっぱり丁寧語の冷徹な役の方がゾクゾクしていいですわ。
さて次回のタイトルは「閉話:ヴェルドラ日記」。
これはコミックスの巻末に収録されている小説のやつですよね。1話と2話以外ほとんど出番がなかったヴェルドラさんがずっと喋りっぱなしの感じがしますが、どんな風に映像化するのでしょうか?
次回も楽しみです。
次回第25話の感想記事はこちらからどうぞ。