銀河英雄伝説(旧OVA版)第73話「冬バラ園の勅令」の感想 「自由惑星同盟滅亡のお知らせ」

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感想(ネタバレあり)

 

今回はAパートがヤン一党のお話、そしてBパートが自由惑星同盟滅亡のお話です。

マル・アデッタ星域で敗北した以上、同盟の滅亡は不可避でしたが最後は後味が悪い終わり方ですね。

結局最後は内紛で滅んだという形ですから。

 

前回第72話の感想記事を読みたい方はこちらからどうぞ。

銀河英雄伝説(旧OVA版)第72話「マル・アデッタ星域の会戦(後編)」の感想 「民主主義は臣下ではなく友人を作る思想である」

 

ビュコック元帥が意地を見せたことより、ヤンがラインハルトに降ることはないということを示した方が大きかったかもしれません。

 

まあ降ることはなくても、手を組むことは可能だったかもしれませんけどね。

 

 

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嬉しい悲報と本当の悲報

 

イゼルローンに帰還したヤン一党。そのヤン一党の元に2つの悲報がもたらされます。

 

まず悲報1つ目。ヤン艦隊の歩く小言、ムライ中将がやってくるという話。

ムライはフィッシャーやパトリチョフと共に5000隻の艦艇と一緒にやってくるのですから、戦力不足のヤン一党には喉から手が出る位貴重なはずなんですけどね。

 

ポプラン達も本当は嬉しいはずなのに、嫌がるところはホントツンデレさんですわ。好き勝手やって楽しいのは、叱ってくれる人の目を盗んでやる方ですからね。

ホントに好き勝手やってもすぐに飽きてしまいますから。

 

そしてそれに遅れて本当の悲報がやってきます。ビュコックの戦死

 

日ごろ冷静なヤンでさえあんな状態にするのですから、よっぽどショックだったのでしょう。

ただヤンがこうなる事態を覚悟してなかったことにちょっとびっくりですよねえ。

 

確かにビュコックは現役を引退してましたから、そのビュコックが現役復帰して戦うというこてゃ予想できなかったかもしれません。

 

その一方、ビュコックに関して祖国が滅亡するににそれを座して待つような性格ではないということをヤンもわかっていたと思いますけどねえ。

 

 

レベロの死は自業自得?

 

自由惑星同盟宇宙艦隊が壊滅したため、首都星ハイネセンを守るものは何も残っていません。だから後は無条件降伏するしか他の方法がないのですけど、最後の最後で気分の悪いもんを見せられることになります。

 

それがレベロに暗殺です

 

レベロは同盟の国家元首たる最高評議会議長としてその職務に忠実だったといえます。ヤンを見殺しにして国家の存続を優先させたのですから。

 

仮に帝国の皇帝がラインハルトではなかったなら、レベロのやったことは自由惑星同盟の存続に繋がったかもしれません。

帝国の仇敵を抹殺しようとした以上、帝国の利になるはずなので。

 

でも残念ながら帝国の皇帝はラインハルトだった。

無能な味方より有能な敵を欲しするラインハルトからすれば、レベロのやったことは恥ずべきことに映ったのでしょうね。

有能な敵を倒すのは戦場でなければならないと単純に思っていそうですから(門閥貴族は別)。

 

結果論で言えば、レベロは選択肢を間違ったと言えますでも他の誰かが同じ立場になったらレベロと違う選択肢を選ぶことができたでしょうか?

少なくとも私がレベロと同じ立場に置かれたら、レベロと同じことをしたでしょう。

 

だからこそ、レベロが暗殺されたことについて個人的には自業自得だと思えないのです。

 

レベロの死。ある意味レベロには幸運だったのかもしれません。ビュコックと同じく自分が守ろうとした国家の滅亡を見なくて済んだのですから。

 

その一方、レベロを暗殺したロックウェル大将たち。この人達も選択肢を間違えましたね。レベロを暗殺すればその功績で自分達は許されるかもしれないと思ったようですが、完全に逆効果ですわ。

 

だいたい前回ラインハルトが同盟と和平を結んだ時のことを覚えていれば、軍の最高首脳以外は罪に問われる可能性が低いとわかるはずなのに。

 

まあロックウェル自身がその軍の最高首脳なんですけど、前の時の軍の最高首脳だったドーソン大将は収監されただけで、別に死刑とかになってませんからね。

罪に問われると言ってもその程度です。

それにラインハルトは(卑怯じゃない)敵に関しては寛容な人物。おそらく一度収監されても同盟が滅亡してからすぐに恩赦されたんじゃないでしょうかねえ。

 

結局、ラインハルトの怒りを買い、ファーレンハイトの手により処断されることに。

ロックウェル一党に関しては自業自得だと思いますわ。

 

自由惑星同盟は滅亡して初めて公式に認められる

 

ラインハルトが発布した冬バラ園の勅令によって、名実ともに自由惑星同盟は滅亡しました。そしてそれと同時に自由惑星同盟は帝国から公式に認められたのです。あくまで過去の存在として。

 

滅亡してから認められても意味がないと思うかもしれませんが、少なくとも叛乱軍という蔑称で呼ばれることはなくなりますし、歴史上も一応名前が残ることになりますからね。

まあその程度しかありませんけど。

 

終わりに

 

今回はここで終了。

さあ、残すはラインハルトとヤンの再戦のみ…と言いたいのですけど、まだまだ対決前にいろいろ起こります。

 

次回も楽しみです。