感想(ネタバレあり)
今回はシズさんの残した生徒たちとの触れ合いがメイン。触れ合いと言っても、真っ正面から戦ってますけど、生徒たちから信頼を得るためには必要な行為なので。
ただ先生も大変です。でもリルムじゃなければ、この生徒たちの相手をするのも一苦労でしょうね。
あと人助けはするものです。それが問題解決の突破口になるのですから。
前回第20話の感想を読みたい方はこちらからどうぞ。
前回イングラシア王国にやってきたリムルは、ユウキの元を訪問してシズさんの心残りである生徒たちの現状を聞くことに。
模擬戦という名の魔素減らし
言うことを聞かない生徒を従わせるにはどうするか?方法はいくつかありますが、今回リムルが選択したのは実力差を見せつけるという方法です。
魔物のような弱肉強食の世界ではベストな方法ですけど、リムルの生徒たちは人間ですからねえ。それにまだ小学生くらいでしょ。
これくらいの子供って実力差を見せつけても駄々をこねそうな気がしますけど。
魔法、物理攻撃、人形使い、それぞれ違う攻撃方法でリムルに挑む生徒たち。しかし実力差は歴然。
まあ、リムルはチートの集合体のようなものですからね。
結局全員と戦いリムルの圧勝。あまりの実力差の生徒たちもリムルを見る目が変わりそうです。良かったですね、生徒たちが素直で。
ただもう一つの目的だった魔素減らしは失敗したようですけど。
バトルすることで生徒たちの中の魔素を減らして、生徒たちの体の負担を減少させる。こっちも重要な目的だったのですが、やっぱり一筋縄ではいきそうにありませんね。
まあ、少なくとも生徒たちのリムルに対する態度は変わるようですから、今はこれで十分でしょう。
でも金八先生のマネはちょっとウザいです。
スカイドラゴン?それ強いの?
シズさんが寿命を全うできたのは、イフリートが憑依していたから。当然生徒たちの体内にイフリートのような精霊を憑依させることに成功すれば、助けることができます。
そして精霊を憑依させるにはまず精霊を探さなければいけません。という訳でリムルはトレイニーさんに精霊のいる場所を聞きに行きますが、まさかの空振り。
精霊も代替わりしてトレイニーさんも接点がなくなってしまっていたのです。大事な時に使えませんねぇ。
でもこの手の話は解決策が簡単に見つかったら面白くありませんからね。まあ、意外とところで接点見つかるんですけどね。
さてリムルは生徒一緒にピクニックに行きますが、まさか漫画で手なづけているなんて。模擬戦するより漫画で釣る方が楽だったんじゃね?と思えてきます。
そして漫画は安定の月間少年シリウスかよw
まあ、他の漫画だったらいちいち許可取らなければ行けませんからね。シリウスは転スラが掲載されている雑誌なので、面倒な手続きがいりませんから。
これもダイレクトマーケティングになるのでしょうねえ。特に表紙にでっかく書いてある「将国のアルタイル」のダイレクトマーケティングにw
楽しいピクニックの最中、王都に近づく魔物が。
当然捨てて置くこともできず、生徒たちをランガに任せて魔物討伐に向かうリムル。
魔物はスカイドラゴンでしたが、チート主人公リムルさんの敵ではありません。一瞬で倒して終了。
原作コミックスでは商人がポーション使ったり活躍するシーンがあったのですが、ほぼカット。まあ尺がないのなら仕方ありませんわ。
意外なところから精霊の住処が判明
商人の招きで生徒たちと一緒に商人の屋敷にやってきたリムル。
そこでちゃっかり商談に持ち込むあたりリムルって商売の才能もありますね。ジュラ・テンペスト連邦国でいくら上質のポーションを生産しても、販路がなければ商売になりません。
その点、この商人を味方に付ければ、大きな販路を掴むことになりますから。
ただこの商人の招きを受け入れたことは商売以上の利益をリムル達にもたらします。まさかここで精霊の住処の情報をゲットできるなんて。
まあご都合主義と言われればその通りですけど、これで少しだけ希望が繋がりましたね。
終わりに
今回はここで終了。
とんとん拍子に良い方向へ向かってますね。ただ精霊を憑依させることに成功するまでは息が抜けませんけどね。
普通はあと1つくらい何か障害があるはずなので。
残り話数もわずかですが、目が離せませんわ。
第22話の感想記事を読みたい方はこちらをご利用ください。
【転スラ】転生したらスライムだった件 22話の感想 「堕落したら魔王になれる?」
第22話ではリムルが精霊の住処に乗り込み、精霊の女王である魔王ラミリスと直談判します。しかしまあ、魔王って案外誰でもなれるのですねえ。