銀河英雄伝説【旧OVA版】第45話「寒波到る」の感想 「フェザーンが占領されて同盟軍がブラックな職場に」

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感想(ネタバレあり)

今回はフェザーン占領に対する

同盟のリアクションの話です。

当然同盟は大混乱ですけど。

政治業者がまともな政治家に覚醒

新年のパーティ―でお祭り気分の帝国軍。

ペテン師はイゼルローン要塞に閉じ込めているし、

同盟軍には兵力無いし、

勝ったも同然と考えるのが普通です。

ただ帝国軍首脳部は楽観視していません。

同盟軍が窮鼠になる可能性があり、

どうやって撃退するか

いろいろ思案したようです。

その結果導きだされたのが双頭の蛇。

兵力を分散したように見せかけて、

各個撃破を目論む同盟軍が

双頭の一方を襲ったら、

その背後からもう一方の頭で攻撃するという

意味だと思います。

しかし現状帝国軍は圧倒的優位。

そんな小細工しなくても

良いと思いますけどね。

首都星に進撃すれば

嫌でも迎撃に出てくるでしょうから。

さて一方の同盟政府。

フェザーンが占領されたとの情報が入って来て

大混乱です。

とても新年を祝う気分ではないでしょう。

議会では最高評議会議長以下

閣僚たちが対策を練っていると思ったら、

肝心の議長であるトリューニヒトが

議会をバックレw

さっさと責任放棄して雲隠れです。

おそらく天性の感が働き、

今は逃げた方が良いと

判断したのではないでしょうか。

さすがの一言です(棒読み)。

議長がバックレたのですから

議会がグチャグチャになっても不思議ではありません。

ところが議長の腰巾着と思われていた

国防委員長のアイランズが覚醒。

議会を上手く誘導して同盟の瓦解を食い止めます。

そればかりか

天敵だったはずのビュコックの元を訪れて

協力を要請するまでに。

こっちは良いの方の手のひら返し。

本当の危機に直面して

政治業者が政治家になったのです。

危機に直面した時どういう行動を取るかによって

人の評価は変わります。

小説版では確かアイランズに関して、

半世紀の惰眠を貪ったけど、

半年の覚醒で後世に名を残した

という類の記述があったと思いますが

こうならなかったなら

アイランズの名前は歴史に

残らなかったでしょうね。

イゼルローンを放棄させて兵力活用

ただアイランズが覚醒しても

同盟軍の兵力が

劇的に増える訳でありません。

同盟軍による帝国領侵攻作戦前には、

同盟軍は10個艦隊を擁していましたが、

アムリッツア会戦とその前哨戦で

出撃しなかった第1艦隊、第11艦隊、

そして出撃した後再編された

ヤン艦隊以外はほぼ消滅。

その後クーデター騒ぎで

第11艦隊崩壊。

結果ヤン艦隊以外で残っているまともな戦力が

第1艦隊のみというお寒い状態です。

さすがにこのままではどうしようもないので

統合作戦本部は各星系の守りを放棄して

兵力を搔き集めて

第14艦隊と第15艦隊を再編成します。

艦隊司令にはモートン提督と

カールセン提督が任命されますけど、

この二人は士官学校を出ていない非主流派。

こんな緊急事態にならないと

有望な人材を活用できないなんて

同盟軍もだいぶ官僚化が

進んでいたのですね。

さて同盟軍としては

近い将来、

確実に来襲するであろう

帝国軍を迎撃するために

準備を始めますけど、

時間が無いために

同盟軍がブラック職場化してしまい、

倒れる人続出状態。

倒れた人材は使えませんので

倒れた総参謀長と副官を更迭して

新たな人物を登用します。

それがチュンウーチェンと

スールだったのですけど、

まさかのこれが大当たり。

災い転じて福となす

といった感じでしょうか。

まあ優秀な人材が帝国に偏り過ぎなので

これぐらいは大目に見てもらわないとw

さて総参謀長になったチュン少将、

イゼルローン要塞の放棄を提案します。

今のままならイゼルローンを死守した

ヤンの名声は上がりますけど、

ヤン艦隊自体遊兵化してしまい

同盟軍になんら益がないと。

そういうことで

事実上イゼルローン要塞の放棄が決定。

ヤンには好きにしていいよと言いますけど、

当然ヤンもイゼルローン要塞放棄に傾きます。

準備が一応整った同盟軍はハイネセンを進発、

帝国軍迎撃に向かいます。

そしてとうとう帝国軍の先陣が同盟領へ。

今回はここで終了。

まあこれ以外にも

銀河帝国正統政府の反応なんかもありましたけど

あんなもん付けたしですから

注目する必要ありません。

同盟が負けたら

問答無用で潰される存在ですし。

さて同盟軍と帝国軍との決戦は近いです。

果たしてどういう結果になるのか、

次回以降も楽しみですね。

今回のまとめ三行

・帝国軍はハッピーニューイヤー

・同盟政府は大混乱

・同盟軍がようやく本気出す

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