銀河英雄伝説 第23話「黄金樹は倒れた」の感想 「戦争を早く終わらせるためには仕方が無かった?」

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感想(ネタバレあり)

前回の貴族連合軍の敗北で

貴族たちの力がかなり低下してしまいました。

その結果貴族たちの領地では反乱が起こっているみたいです。

ブラウンシュバイク公の領地であるヴェスターラントもその一つで

公爵を甥っ子を殺害して駐留軍を追い出しました。

これに公爵は大激怒。

ヴェスターラントの領民を殺戮するため

熱核兵器での地上攻撃を

腹心のアンスバッハ准将に命じます。

どうやら地上で熱核兵器を使うのは

過去人類が滅亡にひんしたことがあるため

ご法度となっており、

さすがのアンスバッハも公爵に再考を促します。

ただ身内を殺されたら怒り狂うのは当然ですからね。

それにブラウンシュバイク公は領民なんて

虫けら以下ぐらいにしか思っていないでしょうし、

いくら再考を促しても無駄でしょう。

また多くの貴族の前で言ったことを家臣の進言で撤回すると

威信が低下すると思ったのかもしれません。

結局公爵は発言を撤回せず

ヴェスターラントへの熱核兵器での攻撃が決定します。

公爵の決断は当然とばかりに

ほくそ笑むフレーゲル男爵がめっちゃムカつく。

決定の後アンスバッハはひとり呟きます。

「ゴールデンバウム王朝もこれで終わった。

自らの手足を切り取ってどうして立っていられるだろう」と。

ごく当然の言葉ですが

言ってはいけない言葉でもあります。

こんなもん誰かに聞かれたら密告の対象になりますし、

士気が落ちる可能性だってありますから。

案の定すぐに密告され

アンスバッハは幽閉されてしまいます。

ただでさえ低能揃いの貴族連合軍の中で

マシな部類だったアンスバッハの幽閉で

混乱するのは必至でしょうね。

さてヴェスターラントへの攻撃の件は

ラインハルトの耳にも入ります。

さすがにラインハルトもこの攻撃を阻止しようとしますが

それをオーベルシュタインが止めます。

このまま攻撃させれば

貴族連合軍を支えていた層の離反を促すことができ、

ガイエスブルク要塞攻略が容易になると。

オーベルシュタインの言っていることも正しいですけど、

民衆を切り捨てると後が怖いですからねぇ。

実際この後の話で取り返しのつかないことになりますし。

結局ラインハルトは判断を留保し、

直前まで考えることにします。

でもこうなることはオーベルシュタインの想定の範囲内。

オーベルシュタインは嘘の攻撃時間をラインハルトに教えることで

ラインハルトが攻撃阻止できないようにしていたのです。

こうしてヴェスターラントは熱核兵器で焼き払われ、

数百万の民衆が犠牲になりました。

この惨劇はオーベルシュタインが派遣していた強行偵察艦によってばっちり撮影。

むごい映像が帝国全土に配信されて、

オーベルシュタインの予想通り貴族連合軍を支えていた層は一気に離反、

ガイエスブルク要塞は孤立してしまいました。

こんなことすると

ラインハルトのオーベルシュタインに対する評価下がり、

下手をすると粛清の対象になってしまう恐れがあるに、

ラインハルトのために敢えてやってしまうオーベルシュタイン。

覇者を支えるためには

自分を犠牲にするのをいとわないと

勤まらないのでしょうね。

さて孤立したガイエスブルク要塞では

形勢逆転を狙って

艦隊戦で雌雄を決するべきという意見が大勢を占めます。

籠っていてもジリ貧ですからこの意見は正しい個人的には思います。

出撃してもラインハルトの敵では無いですけど。

軽くあしらわれた貴族連合軍はもう終わりです。

フレーゲル男爵は腹心のシューマッハ大佐を殺害しようとして

逆に大佐を慕う兵士たちに射殺されますし、

行き場を失ったメルカッツは

シュナイダー少佐の進言を受け入れ、

自由惑星同盟への亡命を決意します。

たぶんここでメルカッツが降伏していれば、

ファーレンハイトみたいにラインハルトは自分の旗下に加えていたでしょうけど、

この状態ではラインハルトがどういう処遇をするか分かりませんから、

亡命という選択肢を選ぶのは仕方ありませんね。

そしてブラウンシュバイク公。

悪運強くガイエスブルク要塞に逃げ込みます。

ここに至って公爵はラインハルトとの和平をお考えの様子w

終いには自分娘をラインハルトに差し出すことまで言いだします。

ラインハルトが公爵を許す訳ないのですけど、

悪あがきしてくれる

ブラウンシュバイク公は見ていて滑稽ですね。

最後はアンスバッハに毒入りにワインを無理やり飲まされ

あえないご最期。

アンスバッハは公爵の遺体に何か細工をする様子。

「ゴールデンバウムは倒れた、

だが次にくる王朝がローエングラム朝とまだ決まった訳では無い」

アンスバッハの言ったこの言葉。

気になります。

すべての戦闘が終わり、

特殊EDへ。

ガイエスブルク要塞に続々とラインハルトの艦隊が進駐していきます。

一番に乗り込み貴族たちが持ち込んだ美術品の類を兵火から守ろうとする

髭の紳士(メックリンガ中将)はさすが芸術提督の二つ名を持つ男。

仕事が早いですw

さて要塞に残っていた貴族たちは根こそぎ拘禁され、

少しでも心証を良くするつもりか

ミッターマイヤーやロイエンタールに愛想笑いをする始末。

こんな性根だから貴族たちの時代が終わるのです。

ロイエンタールの言ったように

「奴らの時代は終わった。

これからは俺たち(ラインハルト陣営)の時代だ」

になるのでしょうね。

何事も無く進むのだったら・・・

ここで今回のお話は終了。

次回は同盟のお話です。

今回のまとめ三行

・ヴェスターラントに熱核攻撃

・ブラウンシュバイク公が自裁

・リップシュタット連合軍(貴族連合軍)が壊滅す

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