銀河英雄伝説【旧OVA版】第41話の「作戦名『神々の黄昏』」感想 「ボルテックの寝返りで同盟とフェザーンは大ピンチ?」

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感想(ネタバレあり)

今回は帝国、同盟、そしてフェザーンでの話が同時進行しました。

内容的には帝国軍による同盟領侵攻にどう対処するかということですけど、それぞれの思惑などが見え隠れして見応えのある話だったと思います。

 

第40話の感想記事を読みたい方は以下のリンクをご利用ください。

銀河英雄伝説【旧OVA版】第40話「ユリアンの旅・人類の旅」の感想 「今回は歴史のお勉強回です」

 

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誰だってフェザーン回廊から侵攻するとは予想できません

 

 

ラインハルトはフェザーンの駐帝国高等弁務官ボルテックを自分たちに寝返らせて、フェザーン回廊を帝国軍の支配下に置くことを画策します。

 

たぶん皇帝誘拐の折り、「しくじったことをルビンスキーにバラす」とオーベルシュタイン当たりに脅迫されて寝返ったのでしょうけど、それ相応の地位と名誉が得られるのなら寝返るのも仕方ないですね。

 

たぶん私が同じ立場ならボルテックと同じく寝返ると思います。

もちろん地球教の情報も提供して身の安全も一緒にはかるでしょうけど。

 

この段階ではボルテックは地球教のことを帝国軍に漏らしていませんよね。

一切のしがらみを切る気があるのならここで地球教のことを話しておけばいいのに。

地球教とのパイプを残して自分がラインハルトから切られる場合の備えにするつもりだったのでしょうか?

 

ちなみにラインハルトとオーベルシュタインのボルテックに対する評価はかなり低いです。

ルビンスキーより御しやすいと思われるの仕方無いですけど、オーベルシュタイン曰く「不平派の連中を黙らせる力量すらもない」と。

散々な評価ですな。

 

ラインハルトやオーベルシュタインから見れば、ボルテックなんて道具に過ぎませんから。

 

 

ユリアンが気になるフェザーンの首脳部

 

さて侵攻されるとは考えてもいないフェザーン。

ルビンスキーもケッセルリンクもボルテックの動きに警戒し始めているようですけど、さすがに寝返ったとまでは考えていない様子。

 

そんな二人の話題に上るのは今度フェザーンに赴任することになったユリアンのこと。

ケッセルリンクはユリアンをヤンの七光りだと過小評価しているようです。

後ろ盾なくここまで登りつめたケッセルリンクから見れば、ヤンの名声を利用しているように見えるユリアンに対しては嫉妬みたいな感覚を覚えるのでしょう。

 

一方ルビンスキーはユリアンが武勲を上げていることを考慮してそれなりに評価しているようです。

「自分たちの手駒として利用できないか?」ルビンスキ―はそう考えていそうな気がしますね。

ラインハルト以上にルビンスキ―は手駒を作って利用するが上手いので。

シャフト、シューマッハなどルビンスキ―が利用した人物はたくさんいます。

 

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ヤンはラインハルトの戦略を看破したけど同盟には戦力がいないので阻止できなさそう

 

さて最後は同盟です。

政府首脳も一般市民もイゼルローン要塞とその司令官であるペテン師が何とかしてくれると高を括っています。

 

ヤンの存在が同盟の堕落を進めることになる。

ビュコックが予測するようにヤン自身不本意でしょうね。

 

さて人事を発令してもらうために首都星ハイネセンまで来たユリアン。

そのついでにヤンから託された親書を宇宙艦隊司令長官であるビュコックに渡しに行きます。

 

宇宙艦隊司令部に向かう途中、ユリアンとマシュンゴが見たのは荒れ果てた同盟の現状。

物資不足で配給制ってもう敗戦濃厚じゃね~かと思ったことでしょう。

戦争によって社会基盤が崩壊しつつあるということがよく分かる場面だと思います。

 

 

ビュコックと久しぶりに対面するユリアン。

その際ビュコックから、ユリアンの今回の人事がトリューニヒト直々のもので事情を知らない人間からはユリアンがトリューニヒトのお気に入りと見なされていると聞かされます。

これに対してユリアンはすぐに「自分はヤン・ウェンリー派です」と大声で反論。

人格的に周りの人間の影響を受けているのがよく分かりますね。

 

さてヤンの親書には「帝国軍がフェザーン回廊を通って侵攻してくるかもしれない」書いてありました。

 

これを見た時ビュコックは何を思ったのでしょう?

また不吉な予測しおってと思ったか?

これが現実化すればまずいと思ったか?

 

ともかく現状、フェザーン回廊から侵攻されたら同盟は対処できません。

国内には第1艦隊とヤン艦隊以外まともな戦力は残っていないのですから。

 

結局ヤンにしてもビュコックにしても頼りは「フェザーンの反帝国派による蜂起しかない」という結論に達します。

 

軍人が民衆の頼らなければいけないのは軍人としてトンデモナイ屈辱でしょうねえ。

 

 

ロイエンタールの反骨心がどんどん上昇中

 

帝国による同盟領侵攻作戦は「神々の黄昏」と呼称されることになります。

その一方、ロイエンタールはイマイチ乗り気ではありません。

と、いうか完全に反対。

ラインハルトにも皮肉を言ったのでミッターマイヤーが心配する始末です。

 

その場面は何とか矛を収めましたけど、ロイエンタールの中で何かが変わり出した感じがします。

 

ロイエンタールは帝国を変えてくれると考えてラインハルトに与しましたが、ラインハルト、というよりはオーベルシュタインがラインハルトの覇業のためにロイエンタールやミッターマイヤーが嫌うような人物を登用しようとします。

 

その一人がラング。

解体された社会秩序維持局の局長であった人物です。

覇業のためには社会秩序維持局のような秘密警察があった方が便利。

それにラングは職務に忠実で私腹を肥やさなかったため、オーベルシュタインもコイツは使えると思ったのでしょう。

そのためラングは新たに設置される内国安全保障局の局長として復権します。

 

後にロイエンタールを仇敵と付け狙うことになるラング

ここでラングが登用されなければ歴史は変わったかもしれませんね。

 

いや、やっぱりロイエンタールの野望自体は止めることができるず、結局ああいう結果になるのは避けられなかったのかも。

 

ロイエンタールの野望に火をつけたのはラインハルトその人。

キルヒアイスが死んだ後、ラインハルトがロイエンタールの野望に火を付けるような言葉を投げかけなければ。

そう思わずにはいられませんわ。

 

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銀河英雄伝説【旧OVA版】第41話を視聴し終わって

 

今回はここまで。

どんどん先が気になってしまいますね。

ラインハルトの戦略、ロイエンタールの野心、そして同盟の運命。

フラグがいろいろ立ちましたが、最終的にはすべて回収することになります。

この41話の時点で残り69話分残っていますからね。

先はまだまだ長いです。

 

第42話の感想記事はこちらからどうぞ。

銀河英雄伝説【旧OVA版】第42話「鎮魂歌への招待」の感想 「またユリシーズが敵を連れてきた」

 

今回のまとめ三行

 

  • フェザーン回廊から同盟領に侵攻するつもり
  • 作戦の名前が仰々しい
  • ロイエンタールの仇敵キタ――(゚∀゚)――!!