銀河英雄伝説【旧OVA版】第22話「勇気と忠誠」の感想 「貴族ってほんと身勝手ですね」

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感想(ネタバレあり)

 

今回は貴族連合軍の戦力を大きく削ることになります。

貴族たちを煽って巣穴から引きづり出したラインハルト陣営が見事です。

そしてブラウンシュバイク公を助けたのに逆に疎まれ始めたメルカッツが可哀想に感じましたわ。

 

第21話の感想記事を読みたい方は以下のリンクをご利用ください。

銀河英雄伝説【旧OVA版】第21話「ドーリア星域会戦そして…」の感想 「単細胞な軍人のせいで同盟は貴重な政治家を失った」

 

 

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貴族連合軍がようやく勝利を勝ち取る

 

負け続けの貴族連合軍。

流石にこのままではまずいと考えた総司令官のメルカッツは自ら前線に出張ってきます。

 

そんなメルカッツとシャンタウ星域で激突したのはロイエンタール。

ロイエンタールは敵艦隊に粘りが出たことに気付き、メルカッツが前線に出てきたことを認識します。

偉大な敵ほど倒しがいがあるとは全然考えないロイエンタールはさっさとシャンタウ星域を捨てて撤退。

形の上では貴族連合軍初めての勝利となりました。

 

もちろんロイエンタールが逃げただけですのでメルカッツ自身は勝ったとは全く思っていないのですけど、自尊心だけは強い貴族たちは勝った勝ったと大はしゃぎ。

たかだか1回勝っただけでこれほど喜ぶとは安い奴らです。

 

 

リッテンハイム侯が無残な最期を遂げる

 

ガイエスブルク要塞に帰還したメルカッツは、要塞内に係留されている艦艇が少なくなっていることに気付きます。

実は副盟主のリッテンハイム侯がここいらで点数を稼ごうと5万隻の艦隊を率いて勝手に出撃したのです。

 

そのリッテンハイム侯の狙いは辺境星系で貴族連合側を叩いているキルヒアイスの別働隊。

リッテンハイム侯自身は赤毛の子分と戦うのは物足りないとか言っていましたが、キフォイザー星域でメッタメタに負けて味方見捨ててガルミッシュ要塞に逃げ込む始末。

 

ここなら安泰と思ったら、見捨てた部下に自爆されて要塞指令室ごとゼッフル粒子でドボン。

哀れリッテンハイム侯はここで退場となりました。

まあロクに艦隊戦をしたことないのに数だけを頼りに戦おうとするからこうなるのですけど。

 

 

 

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煽られた簡単に釣り出される貴族がバカ過ぎる

 

副盟主の無様な死。

こんな大きな宣伝材料は滅多にありません。

人の神経逆なですることに定評がある金髪の儒子さんはここぞとばかりに悪態ついて貴族たちを激怒させます。

 

さらにミッターマイヤーに命じて挑発させる念の入れよう。

これに怒った若い貴族たちはメルカッツの命令を無視して出撃してミッターマイヤーを追い払います。

 

さすがに命令無視されたメルカッツは出撃した貴族を処分しようとしますが、身内に甘いブラウンシュバイク公のとりなしでうやむやに。

 

そんなことが数回続くうちに貴族たちはメルカッツの命令を全く聞かなくなります。

ホント馬鹿ですわこいつら。

 

そしてとうとうブラウンシュバイク公でさえメルカッツの命令を無視して自分で出撃してしまいます。

 

ラインハルトはこの時を待っていたのです。

大軍で要塞に籠城されてしまっては時間が掛かりますし、貴族連合とリヒテンラーデ公が勝手に手打ちする可能性だってゼロではありませんから。

 

今まで貴族たちを挑発したり逃げる演技をしたりしていたミッターマイヤーはかなりうっぷんがたまっていた様子。

そのうっぷんを貴族連合軍にぶつけます。

 

哀れ貴族連合軍。

予め潜んでいたラインハルト旗下の提督たちの艦隊にドつき回されます。

 

あとちょっとでブラウンシュバイク公の旗艦ベルリンも轟沈…というところで要塞で留守番をしていたメルカッツの艦隊が到着し何とかブラウンシュバイク公の救出に成功。

盟主の戦死だけは免れることができました。

 

そしてメルカッツに助けられた以上ブラウンシュバイク公も大人しくなるだろうと思ったら、ブラウンシュバイク公はメルカッツに逆切れ。

「どうしてもっと早く救援に来なかったのか」と。

 

オイオイ、メルカッツの命令無視して出撃したのアンタだろう。

 

メルカッツ自身はこうなることを予測していたらしく、ブラウンシュバイク公への怒りが収まらない副官のシュナイダー少佐にこう言います。

 

「ブラウンシュバイク公は病気なのだ。

その病気を育てたのは500年にも及ぶ貴族の特権そのものなのだ。

そうだな、その意味で言うと公爵も被害者なのかもしれない。

100年前ならあれで通じたのに不運な人だ」と。

 

メルカッツから見たらブラウンシュバイク公は怒る相手ではなく、同情する相手でしかないようです。

 

メルカッツが去った後シュナイダー少佐は以下のようにつぶやきます。

 

「ブラウンシュバイク公は不運な人かもしれない。

だが、その人に未来を託さなければいけないのはもっと不運では無いのか」。

 

ホントその通りだと思います。

たぶんこれはシュナイダー自身ことでなく、自分の意思とは無関係に参加を強制されたメルカッツのことを思って言った言葉だと思いますが。

 

メルカッツはこのあとシュナイダーの助言で流浪の人生を送ることになるのですけど。

それはまた未来のお話です。

 

 

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銀河英雄伝説【旧OVA版】第22話を視聴し終わって

 

次回はいろいろと議論を巻き起こしたヴェスターラントのお話です。

ヴぇスターラントへの攻撃をラインハルトがもっと明確に阻止しようとすれば、銀河の歴史も大きく変わったでしょうに。

そう思わずにはいられません。

 

第23話の感想記事はこちらからどうぞ。

銀河英雄伝説【旧OVA版】第23話「黄金樹は倒れた」の感想 「戦争を早く終わらせるためには仕方が無かった?」

 

今回のまとめ三行

  • リッテンハイム侯が自滅
  • 貴族たちがメルカッツの命令を聞かなくなる
  • メルカッツはもっと不運