銀河英雄伝説第37話「幼帝誘拐」の感想 「幼帝が誘拐されて一番得をする人が共犯です」

xx4

感想(ネタバレあり)

今回のお話は皇帝の誘拐。

いよいよランズベルク伯とシューマッハ大佐が実行します。

案外あっさり誘拐に成功

詳細に計画を練るランズベルク伯とシューマッハ大佐。

どうやらランズベルク伯が秘密の抜け穴を知っているらしく、

それを伝って宮廷に潜入することに。

ランズベルク伯は結構自信ありそうですけど、

シューマッハは誘拐の成功率を上げるために

いろいろな策を練ります。

その一つが陽動作戦。

フェーザーンの工作員に破壊工作なりを行わせて

憲兵隊の目を宮廷から遠ざけようとします。

実際のところシューマッハは陽動よりも

フェザーンを介在させるところに

重きを置いていたようですけど。

シューマッハにしてみれば

敵(ラインハルトや憲兵隊)より味方(フェザーン)の方を疑っているようです。

そりゃあ実行犯なんて

誘拐が成功すれば消される可能性がありますし、

またフェザーンが裏切って

誘拐成功の後ラインハルトたちに密告すれば

自分たちがスケープゴートにされてしまいます。

でもフェザーンが今回の誘拐に陽動とはいえ関与すれば

フェザーンも簡単にシューマッハたちを裏切れなくなりますね。

そして誘拐実行。

簡単に宮廷に侵入した二人は

皇帝エルゥイン・ヨーゼフ2世と対面。

でもこの皇帝様、

ぬいぐるみを痛め付けて耳を引きちぎるような

悪ガキに育っています。

どうせ神聖不可侵だから

周りの大人がまともに教育しなかったのでしょうけど、

こんな暴力的な性格が外に漏れたら

いっきにゴールデンバウム朝が傾くでしょうね。

まあ既にラインハルトによって骨抜きにされていますけどw

二人は力づくで皇帝を連れ去り、

どうやら宮廷の外への逃亡に成功したようです。

一方の宮廷は大騒ぎ。

侍従が皇帝が誘拐させたことを警備責任者のモルト中将に言わなかったせいで

捜索開始が遅れてしまいます。

捜索がもうちょっと早ければ結果が変わったのかもしれないのに。

騒ぎはラインハルトの元にも伝わります。

でも全く動じないラインハルト。

ラインハルトは今回の件を知りながら

憲兵総監のケスラーに何も言ってませんから、

皇帝誘拐を黙認したも同然。

事実上共犯のようなものです。

また皇帝が誘拐されて同盟に亡命すれば

同盟進攻への大義名分を手に入れることができますので、

ラインハルトはウハウハですね。

モルトに責任を取らせなければいけないことで

ちょっと憂鬱になってますけど。

結局気付いたのはケスラーとロイエンタールだけ

皇帝誘拐は招集された提督たちに知らされます。

7歳の子供が誘拐されたという話でだけで

皇帝が誘拐されたと認識する提督たち。

やっぱり優秀な男ばっかりですね。

ただ今回の件にラインハルトが関与していると看破したのは

描写からケスラーとロイエンタールだけみたいです。

もともとランズベルク伯とシューマッハの潜入のことを知っていた

ケスラーは気付いてもおかしくありませんけど、

ロイエンタールは今回の誘拐で一番得をするのは誰かということを

論理立てて考え、

ラインハルトが怪しいと睨んだみたいですね。

やっぱりロイエンタールは頭が切れます。

今回はここで終了。

皇帝誘拐は成功しましたけど、

予定通り同盟に亡命させることができるのでしょうか?

次回が楽しみですね。

今回のまとめ三行

・シューマッハがフェザーンを間接的関与させる

・皇帝誘拐成功

・ロイエンタールはラインハルトの関与を気付いた?

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする