銀河英雄伝説【旧OVA版】第20話「流血の宇宙」の感想 「頭を使って石器時代の勇者を罠に嵌めます」

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感想(ネタバレあり)

今回の話は2部構成ですね。

前段がアルテナ星域会戦、

後段がレンテンベルク要塞での白兵戦です。

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理屈倒れのシュターデンと疾風ウォルフの対決は?

前々回ガイエスブルク要塞に

逃げ込んだ貴族連合軍。

まずは全体会議を開き、

当面の戦略を決定するようです。

最初は

盟主ブラウンシュバイク公が

意中の戦略を披露。

しかしそれを

確固撃破される恐れがあると

メルカッツが批判します。

盟主であるブランシュバイク公の

意見を公然と批判するメルカッツは

やはり肝が据わっています。

まあこういう性格だからこそ、

実績だけで言えば元帥に昇進していても

おかしくないのに、

未だに上級大将なんでしょう。

さて次に意見を披露したのは

メルカッツと共に

アスターテ会戦を戦った

シュターデン大将です。

シュターデンの戦略、

それは帝都を強襲し皇帝の奪取するというもの。

それを苦々しく聞くメルカッツ。

どうやらメルカッツも

その作戦を一度は考えたようですが

デメリットの方が大きかったので

あきらめたのです。

この作戦を実施すれば成功する確率は高い。

しかしリップシュタット連合軍は

利害だけでくっついている烏合の衆です。

もし皇帝の身柄を手に入れたら、

今度は皇帝を巡って

内部分裂する可能性が高い。

メルカッツが危惧したのは、

こんなところでしょうか。

ただでさえ勝てるかわからないのに

内部分裂したら絶対に勝てませんからね。

メルカッツが諦めたのも

頷けます。

でも結局この案が採用され、

言い出しっぺのシュターデンが

艦隊を率いて出撃します。

もちろんこの動きは

ラインハルト陣営も把握しており、

ラインハルトは

ミッターマイヤーに迎撃を命じます。

典型的な確固撃破で勝敗が決まる

両軍が対峙したのはアルテナ星域。

ミッターマイヤーは広大な機雷原を作り上げ、

シュターデンが動けないように仕向けます。

シュターデンは士官学校時代に教官として

ミッターマイヤーに

戦術理論を教えていたみたいですが、

ミッターマイヤーからは

理屈倒れのシュターデンという

芳しくないあだ名を付けられていたみたいです。

理論が優れているが実践ができない。

そんな評価なんでしょうね。

さてシュターデンの艦隊には

貴族の子弟も参加しているます。

その中でもヒルデスハイム伯は

対峙したままの現状が気にくわないみたいで、

他の貴族たちと

シュターデンを突き上げることに。

胃を押さえながら対応するシュターデンが

何か可哀想になってきました。

まさに中間管理職の悲哀って

感じでしょうか?

シュターデンが動かないのは

積極性がないからではありません。

ミッターマイヤーに

付け入る隙が無いから

シュターデンも動けないのです。

最終的にヒルデスハイム伯を

抑えきれなくなったシュターデンは、

艦隊を二分し

ミッターマイヤー艦隊を挟み撃ちする作戦を

立案し実行に移します。

しかしこの動きは

ミッターマイヤーに筒抜けであり、

ミッターマイヤーは当然に各個撃破。

疾風ウォルフの二つ名は伊達ではありませんでした。

哀れ敗退したシュターデンは

レンテンベルク要塞に逃げ込みます。

野蛮人VS帝国の双璧

シュターデンが逃げ込んだだけなら

無視しても良いのでしょうけど、

レンテンベルク要塞は

ガイエスブルクに侵攻する

主要航路にあるので

攻略しなければいけません。

攻略せずに放置すれば

いずれ後方をかく乱される可能性が

ありますので。

ただレンテンベルク要塞には

装甲擲弾兵総監の

オフレッサー上級大将が籠っているのです。

オフレッサーと言えば

ラインハルト嫌いの急先鋒であり、

白兵戦では無敵の勇者と

言われている御仁。

あくまで原始時代の勇者(野蛮人)

という評価みたいですけど。

そんなやばい人物が籠っているので

ラインハルトは、

ミッターマイヤーとロイエンタールに

攻略を命じます。

両人ともこの命令は

受けたくなかったでしょうね。

ホントならこんなところ攻略せず

艦砲かなんかで

要塞ごと宇宙から消滅させるのが

一番だと思いますが、

たぶん艦砲ぐらいなら無理なんでしょう。

設定的に。

(後にルジアーナ造兵廠をミッターマイヤーが攻撃した時は

艦砲とミサイルで潰した場面があるのですけどw)

罠にハメた

どうにかレンテンベルク要塞に

強行突入し、

要塞の中枢部を目指す

ミッターマイヤーとロイエンタールの部下の前に

オフレッサーが立ちはだかります。

強い。

それも圧倒的に。

もう何やっても勝てません。

たぶん三国志の呂布並に無敵です。

どんどん死体の山を築いていくオフレッサー。

余裕が出てきたのか

オフレッサーは

ラインハルトに向けての罵詈雑言まで吐く始末。

完全に売り言葉なんですけど、

それを聞いた金髪の儒子さん大激怒。

沸点低すぎ。

大激怒したラインハルトは

ミッターマイヤーとロイエンタールに

オフレッサーを生け捕りにすることを

命じます。

難題です。

殺すことだって困難なのに

生け捕りにしろなんて。

でもミッターマイヤーとロイエンタールは

歴戦の名将。

頭を使ってオフレッサーを罠に掛けます。

その罠とはO・TO・SHI・A・NA(落とし穴)

もったいぶった割にはシンプルですw

でもそんなシンプルな罠に

ひっかかるオフレッサーって・・・

裏切者として始末される

生きたまま捕えられたオフレッサー。

あれだけラインハルトに

汚い言葉を吐いたのですから

処刑が通常パターン。

しかしオーベルシュタインの進言で

オフレッサーは何をされる訳でも無く

放免されます。

当然オフレッサーは

ガイエスブルク要塞に戻りますが、

そこで待っていたのは

貴族たちは冷たい目。

どうやらオフレッサーが放免された後、

オフレッサーの部下たちが

ほとんど処刑され、

それが帝国領内で中継されたようなのです。

当然無事に帰ってきた

オフレッサーは疑われることに。

そうオフレッサーは嵌められたのです。

それを悟ってブラウンシュイク公に

縋りつこうとするオフレッサー。

オフレッサーの狂騒に恐怖した

ブラウンシュイク公は

オフレッサーの殺害を命じ、

公爵の懐刀であるアンスバッハ准将が

オフレッサーを射殺します。

オフレッサーは裏切り者として処刑。

貴族連合はそのように公表しました。

もしラインハルトが処刑していれば

オフレッサーは

最期までラインハルトに抗した

勇者して名声が残ります。

しかし味方である

貴族連合が処刑したとなれば

命惜しさに寝返った裏切り者として

汚名が残るのみ

オーベルシュタインって

ホント怖いです。

ここまで考えていたのですから。

でもこのことで

ミッターマイヤーとロイエンタールは

オーベルシュタインのやり方に

少なからず

疑念を持ったみたいな感じがします。

個人的にはラインハルト陣営も

少なからずひびが入ったような気がしますけど、

果たして・・・。

次回のタイトルはドーリア星域会戦そして。

同盟の側の話になります。

今回のまとめ三行

・理屈倒れのシュターデンが疾風ウォルフに敗北

・原始時代の勇者が籠るレンテンベルク要塞へ

・裏切り者として粛清される

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