銀河英雄伝説【旧OVA版】第20話「流血の宇宙」の感想 「頭を使って石器時代の勇者を罠に嵌めます」

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感想(ネタバレあり)

今回の話は2部構成ですね。

前段がアルテナ星域会戦、後段がレンテンベルク要塞での白兵戦です。

 

レンテンベルク要塞での白兵戦ではラインハルト嫌いの急先鋒オフレッサー上級大将が登場。

ミッターマイヤーとロイエンタールの部下たちを地獄に叩き込むことに。

オフレッサーを倒すためミッターマイヤーとロイエンタールが知恵を絞って考えた作戦とは?

 

第19話の感想記事を読みたい方は以下のリンクをご利用ください。

銀河英雄伝説【旧OVA版】第19話「ヤン艦隊出動」の感想 「同盟でクーデター発生!そしてその首謀者は・・・」

 

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理屈倒れのシュターデンと疾風ウォルフの対決は?

 

前々回ガイエスブルク要塞に逃げ込んだ貴族連合軍。

 

まずは全体会議を開き、当面の戦略を決定するようです。

最初に盟主ブラウンシュバイク公が意中の戦略を披露します。

 

しかしその戦略だと確固撃破される恐れがあるとメルカッツが批判。

盟主であるブランシュバイク公の意見を公然と批判するメルカッツはやはり肝が据わっていますね。

 

まあこういう性格だからこそ、実績だけで言えば元帥に昇進していてもおかしくないのに、未だに上級大将なんでしょう。

 

さて次に意見を披露したのはメルカッツと共にアスターテ会戦を戦ったシュターデン大将です。

 

シュターデンの戦略、それは帝都を強襲し皇帝の奪取するというもの。

 

それを苦々しく聞くメルカッツ。

メルカッツもその作戦を一度は考えたようですが、デメリットの方が大きかったのであきらめたのです。

 

この作戦を実施すれば成功する確率は高い。

しかしリップシュタット連合軍は利害だけでくっついている烏合の衆です。

もし皇帝の身柄を手に入れたら、今度は皇帝を巡って内部分裂する可能性が。

 

メルカッツが危惧したのは、こんなところでしょうか。

 

ただでさえ勝てるかわからないのに、内部分裂したら絶対に勝てませんからね。

メルカッツが諦めたのも頷けます。

 

でも結局この案が採用され、言い出しっぺのシュターデンが艦隊を率いて出撃することに。

 

もちろんこの動きはラインハルト陣営も把握しており、ラインハルトはミッターマイヤーに迎撃を命じます。

 

典型的な確固撃破でアルテナ星域会戦の勝敗が決まる

 

両軍が対峙したのはアルテナ星域。

ミッターマイヤーは広大な機雷原を作り上げ、シュターデンが動けないように仕向けます。

 

シュターデンは士官学校時代に教官としてミッターマイヤーに戦術理論を教えていたそうですが、ミッターマイヤーからは「理屈倒れのシュターデン」という芳しくないあだ名を付けられていたみたいです。

 

理論が優れているが実践ができない。

そんな評価なんでしょうね。

 

さてシュターデンの艦隊には貴族の子弟も参加しているます。

 

その中でもヒルデスハイム伯は対峙したままの現状が気にくわないみたいで、他の貴族たちとシュターデンを突き上げることに。

 

胃を押さえながら対応するシュターデンが何か可哀想になってきました。

まさに中間管理職の悲哀って感じでしょうか?

 

シュターデンが動かないのは積極性がないからではありません。

ミッターマイヤーに付け入る隙が無いからシュターデンも動けないのです。

 

最終的にヒルデスハイム伯を抑えきれなくなったシュターデンは、艦隊を二分。

そしてミッターマイヤー艦隊を挟み撃ちする作戦を立案し実行に移します。

 

しかしこの動きはミッターマイヤーに筒抜けであり、ミッターマイヤーは当然に各個撃破。

疾風ウォルフの二つ名は伊達ではありませんでした。

 

哀れ敗退したシュターデンはレンテンベルク要塞に逃げ込みます。

ただし胃潰瘍が悪化し、しばらくは戦場に立てなさそうですが。

 

野蛮人VS帝国の双璧

 

シュターデンが逃げ込んだだけなら無視しても良いのでしょうけど、レンテンベルク要塞はガイエスブルクに侵攻する主要航路にあるので無視できません。

 

攻略せずに放置すればいずれ後方をかく乱される可能性がありますので。

 

ただレンテンベルク要塞の占拠には一つの難題があります。

実はこのレンテンベルク要塞には装甲擲弾兵総監のオフレッサー上級大将が籠っているのです。

 

オフレッサーと言えばラインハルト嫌いの急先鋒であり、白兵戦では無敵の勇者と言われている御仁。

 

あくまで原始時代の勇者(野蛮人)という評価みたいですけど。

 

ラインハルトは、ミッターマイヤーとロイエンタールにレンテンベルク要塞の攻略を命じます。

 

ミッターマイヤーロイエンタール両人ともこの命令は受けたくなかったでしょうね。

 

ホントならこんなところ攻略せず艦砲かなんかで要塞ごと宇宙から消滅させるのが一番だと思いますが、たぶん艦砲ぐらいなら破壊できないのでしょう。

設定的に(後にルジアーナ造兵廠をミッターマイヤーが攻撃した時は艦砲とミサイルで潰した場面があるのですけどね)。

 

オフレッサーを罠にハメて捕らえる

 

どうにかレンテンベルク要塞に強行突入し、要塞の中枢部を目指すミッターマイヤーとロイエンタールの部下の前にオフレッサーが立ちはだかります。

 

強い。

それも圧倒的に。

もう何やっても勝てません。

たぶん三国志の呂布並に無敵です。

どんどん死体の山を築いていくオフレッサー。

 

余裕が出てきたのかオフレッサーはラインハルトに向けての罵詈雑言まで吐く始末。

 

完全に売り言葉なんですけど、それを聞いた金髪の儒子さん大激怒。

ラインハルトも沸点低すぎ。

 

大激怒したラインハルトはミッターマイヤーとロイエンタールにオフレッサーを生け捕りにすることを命じます。

 

難題です。

殺すことだって困難なのに生け捕りにしろなんて。

 

でもミッターマイヤーとロイエンタールは歴戦の名将。

頭を使ってオフレッサーを罠に掛けます。

 

その罠とはO・TO・SHI・A・NA(落とし穴)

 

もったいぶった割にはシンプルです。

でもそんなシンプルな罠にひっかかるオフレッサーって…。

 

オフレッサーがいなくなったら残りは雑魚ばかり。

レンテンベルク要塞はラインハルト陣営が占領しました。

 

 

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オフレッサーは裏切者として始末される

 

生きたまま捕えられたオフレッサー。

あれだけラインハルトに汚い言葉を吐いたのですから処刑が通常パターンのはずです。

 

しかしオーベルシュタインの進言でオフレッサーは何をされる訳でも無く放免されます。

 

当然オフレッサーはガイエスブルク要塞に帰還しますが、そこで待っていたのは貴族たちは冷たい目。

 

実はオフレッサーが放免された後、オフレッサーの部下たちがほとんど処刑され、それが帝国領内で中継されたようなのです。

 

当然無事に帰ってきたオフレッサーは疑われることに。

 

そうオフレッサーは嵌められたのです。

それを悟ってブラウンシュイク公に縋りつこうとするオフレッサー。

 

オフレッサーの狂騒に恐怖したブラウンシュイク公はオフレッサーの殺害を命じ、公爵の懐刀であるアンスバッハ准将がオフレッサーを射殺します。

 

オフレッサーは裏切り者として処刑。

貴族連合はそのように公表しました。

 

もしラインハルトが処刑していればオフレッサーは最期までラインハルトに抗した勇者して名声が残ります。

 

しかし味方である貴族連合が処刑したとなれば、オフレッサーは命惜しさに寝返った裏切り者として汚名が残るのみ

 

オーベルシュタインってホント怖いです。

ここまで考えていたのですから。

 

でもこのことでミッターマイヤーとロイエンタールはオーベルシュタインのやり方に少なからず疑念を持ったみたいな感じがします。

 

銀河英雄伝説【旧OVA版】第20話を視聴し終わって

 

今回はここで終了。

オフレッサーが少し可哀想に思えてきました。

レンテンベルク要塞で勇戦したのに最期は味方に殺されるなんて。

そしてオーベルシュタインの智謀恐るべしです。

 

 

次回のタイトルは「ドーリア星域会戦そして…」。

同盟の側の話になります。

 

次回21話の感想記事はこちらからどうぞ。

銀河英雄伝説【旧OVA版】第21話「ドーリア星域会戦そして…」の感想 「単細胞な軍人のせいで同盟は貴重な政治家を失った」

 

 

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銀河英雄伝説【旧OVA版】第20話のまとめ三行

  • 理屈倒れのシュターデンが疾風ウォルフに敗北
  • 原始時代の勇者が籠るレンテンベルク要塞へ
  • 裏切り者として粛清される